夫の浮気を何年経っても許せない!立ち直るための3つの方法と対応策

夫の浮気を何年経っても許せない!立ち直るための3つの方法と対応策

浮気した夫のなかには反省して二度と浮気をしない人もいるでしょう。しかし、妻からすれば一度の浮気であっても許せないケースもあります。夫の浮気を許せないことに関して、妻は自分の度量の狭さを責めてしまうかもしれません。しかし、浮気は離婚理由になるほどの行為であるため、すぐに許せないのは仕方がありません。

この記事では夫の浮気が何年経っても許せない理由や対策、夫の浮気から立ち直る方法を紹介します。

目次

夫の浮気が何年経っても許せない8つの理由

夫の浮気が何年経っても許せない理由は主に次のとおりです。

  • 裏切られた気持ちが強いから
  • 自己肯定感が下がったから
  • 夫の気持ちが分からないから
  • 夫への復讐心があるから
  • また浮気されると思っているから
  • 女性としての自信をなくしてしまったから
  • 浮気相手を許せないから
  • 浮気が分かってからの夫の態度がひどかったから

それぞれの理由を解説します。

裏切られた気持ちが強いから

浮気が発覚した瞬間、妻は深い裏切りを感じます。信頼し合う関係であったはずの夫から裏切られたことは、精神的に大きな衝撃を与えるでしょう。時間が経つにつれて、夫の裏切りによる痛みやモヤモヤは消えるどころか、ますます強くなることが多くなっていきます。そのため、浮気から何年経過していても、夫を許せないと感じてしまうでしょう。

自己肯定感が下がったから

浮気をされた妻は、自己肯定感が著しく低下することがあります。夫が他の女性と関係を持つことは、「妻として自分に何か欠けているのではないか」という不安を引き起こします。この不安は、自己評価や自己価値観を揺るがす要因となり、許すことができない心理状態を作り出します。

特に、長年一緒に暮らしてきた場合、愛されているという感覚があったために、その破綻は一層深刻です。自分が夫にとって最も重要な存在ではないのだという現実を受け入れることが難しく、許しの気持ちを持つことができません。

夫の気持ちが分からないから

浮気をされた側は、夫の気持ちを理解できずに混乱することが多いでしょう。なぜ浮気をしたのか、その理由がわからないままでは、心の中で解決できません。夫婦間で何かしらの問題があったにせよ、浮気という行為が問題の解決方法ではないことを妻は理解しています。

そのため、夫が浮気をした背景やその気持ちを理解できない限り、許す気持ちを持つことは難しいのです。夫が浮気をしてしまった理由を説明しても、妻の心に納得感を与えるのは容易ではなく、その気持ちを乗り越えるのは非常に困難です。

夫への復讐心があるから

浮気が発覚したとき、復讐心を抱く妻も少なくありません。夫が自分を裏切ったことに対する怒りや憤りが、復讐という形で表れることがあります。自分を傷つけた相手に対して、感情的に復讐したいと感じるのは自然な反応かもしれません。

復讐心は、夫を許すどころか、ますます夫婦関係を悪化させます。浮気の事実を知った後、妻は夫への怒りを解消するためにどうすれば良いのか模索し、復讐を通じて心の安寧を得ようとすることがあります。しかし、この気持ちが続く限り、夫を許すことはできず、関係の修復は難しいと感じるでしょう。

また浮気されると思っているから

夫の浮気が一度発覚した後、妻は常に再発を恐れるようになります。浮気の経験があると、その後の夫婦生活で常に疑念がつきまといます。夫が今度は浮気をしていないか、他の女性と関わっていないかを疑う気持ちが強くなり、再び信用するのは困難でしょう。

このように、再び同じ苦しみを味わうことを避けるために、妻は許すことに抵抗感を持ち続けるのです。

女性としての自信をなくしてしまったから

浮気をされた女性の多くは、自分自身の魅力や価値に対して疑問を抱くようになります。浮気をされたという事実は、妻としての自信を著しく低下させることがあります。なぜ自分ではなく他の女性に目を向けたのかという問いに対して答えが見つからず、自己評価が下がることは避けられません。

このような自己否定感は、夫を許すための大きな障害となります。浮気をされたことで、自己肯定感を回復するまでにかなりの時間がかかり、その過程で夫を許す気持ちを持つことができなくなります。夫婦関係を修復するためには、自分自身を再び大切にすることが必要ですが、それには時間と努力が必要です。

浮気相手を許せないから

夫の浮気相手に対しても許せない感情を抱くことがよくあります。浮気相手の存在は、単に夫婦関係に亀裂を入れた原因であり、その事実を受け入れたくないと感じることがあるでしょう。

浮気相手が自分の知らないところで夫と関係を持っていたことが、妻にとっては許しがたい裏切りとなります。特に、浮気相手が自分に対して嫌がらせをしたり、家庭を壊したという認識が強い場合、許すことはさらに困難です。このため、浮気をされた妻が夫を許すためには、浮気相手を心の中で許し、その存在を受け入れることが必要なものの、実行は困難でしょう。

浮気が分かってからの夫の態度がひどかったから

夫の浮気が発覚した後、その対応がひどかった場合、妻の心はますます傷つきます。浮気を認めた後に反省の態度が見られない、または妻の気持ちを無視したような行動を取ることで、関係はさらに悪化します。

例えば、謝罪もなく、問題を先延ばしにするような態度を取られた場合、妻は夫に対して強い怒りを抱きます。このような態度は、許す気持ちを持つことをますます難しくし、浮気という過ちを二度と許せなくなります。心の中で許しを受け入れるためには、夫の真摯な反省と行動が必要であり、それがなければ関係修復はほぼ不可能に近いといえるでしょう。

夫に浮気されたショックから立ち直る方法

夫に浮気されたショックから立ち直るには次のような方法がおすすめです。

  • カウンセリングを受けてみる
  • ストレス発散に努める
  • 浮気性は治りづらいと割り切る

夫の浮気によるショックを放置していると精神的な疾患につながりかねないため、適切に対処しましょう。

カウンセリングを受けてみる

浮気が発覚したショックから立ち直るために、カウンセリングを受けることは非常に効果的な方法です。心の中にある不安や怒り、悲しみを一人で抱え込むのは、精神的な負担が大きく、回復を遅らせる原因となります。

カウンセリングによってカウンセラーと対話することで、自分の感情を整理し、客観的な視点を得られるでしょう。また、カウンセリングを受けることで、夫婦関係の再構築に向けた具体的なアドバイスや、心のケアを受けることが可能となり、冷静に対処する力を養うことができます。

ストレス発散に努める

浮気をされたことによる精神的なストレスを軽減するためには、積極的に発散に努めることが大切です。

例えば、運動や趣味を見つけることで、心身の緊張をほぐすことができます。運動はエンドルフィンを分泌させ、ストレスを減少させる効果があるため、ジョギングやヨガ、ジムでのトレーニングを取り入れるのがおすすめです。

また、友人や家族と過ごす時間を増やし、楽しい会話や経験を共有することも心のケアにつながります。日常生活の中で少しでも楽しみを見つけ、ストレスを発散することが、立ち直りの第一歩となります。

浮気性は治りづらいと割り切る

浮気をされた後、夫婦関係の修復を目指して努力することは大切ですが、浮気性の人は治りづらいという現実を受け入れることも重要です。

浮気を繰り返す傾向がある場合、その原因は夫の性格や価値観にあるかもしれません。妻としては、「変わってほしい」「許すことで関係が改善される」と信じたい気持ちがあるかもしれませんが、現実には浮気が続く場合があるでしょう。

夫が本当に変わる意思を持っていない場合、無理に期待をかけ続けることは精神的に消耗する原因となります。そのため、浮気性は治りづらいと割り切り、心の中で一定の距離を置くことが、前向きに立ち直るためのひとつの方法です。

夫の浮気を何年経っても許せない場合の対応

夫の浮気を何年経っても許せないのであれば、次のような対応を講じてみましょう。

  • 夫と話し合って関係を再構築する
  • 無理に許そうとしない

夫と話し合って関係を再構築する

夫の浮気を許せないのであれば、冷静に夫と話し合うことが大切です。感情的になってしまうと、話し合いはうまくいかなくなります。また、感情的になると夫も感情的になり、話し合いが不調に終わってしまうでしょう。そのため、できるだけ冷静に、自分の感情をしっかり伝えることが重要です。

話し合いでは、浮気が発覚したときの気持ち、夫に対する不信感、そして再発を防ぐために必要だと感じることを具体的に伝えましょう。また、夫が反省しているかどうかも確認することも大切です。夫が浮気をした理由や背景を理解することも、関係の再構築に向けての大きな一歩踏み出すきっかけになることがあります。

無理に許そうとしない

無理に浮気を許そうとするのは逆効果になりかねません。無理に感情を抑え込んで許してしまうと、後々その感情が爆発することがあります。

自分の気持ちに正直でいることが大切です。もし夫を許すことができないと感じるのであれば、その気持ちを無理に抑えつける必要はありません。許せない理由を自分なりに整理し、その感情を正当化することで、心の中で納得できるようにしましょう。

離婚する際に考えておきたこと

夫の浮気を何年にもわたって許せない場合、離婚を考える人もいるでしょう。しかし、離婚にあたっては、考慮すべきことがいくつもあります。

ここでは離婚する際に考えておきたい、代表的な以下の項目について解説します。

  • 経済的に自立できるか
  • 親権はどうするか

経済的に自立できるか

離婚を考える際に考慮すべき点のひとつは、経済的に自立できるかどうかです。離婚をすると生活費や子どもの養育費、住居費など、今後の生活に必要な経済的基盤をどう確保するかが大きな課題となります。

専業主婦や長年仕事をしていなかった場合、離婚後の生活に不安を感じてしまうでしょう。まずは自分のスキルや資格を見直し、再就職の準備を始めることが大切です。今後働くことができる分野や職業を考え、可能であればスキルを磨くための勉強や資格取得を検討しましょう。

万が一、経済的に自立するのが難しい場合、社会保障制度などの経済的支援を受ける方法の検討も重要です。

親権はどうするか

子どもがいる場合、離婚を決断する前に親権をどうするかについても考える必要があります。親権は夫婦の協議によって決定できるものの、合意に至らないケースもあるでしょう。夫婦の協議で合意に至らなかった場合、調停、さらには裁判に発展する可能性があります。

親権について疑問点がある場合、弁護士会 や、日本司法支援センター(法テラス)の活用を検討しましょう。

親権だけでなく子供のケアも大切

離婚をする際は、親権だけでなく子供のケアも大切です。

法務省『未成年期に父母の離婚を経験した子の養育に関する実態についての調査・分析業務報告書』では、未成年期に父母の離婚を経験した子供を対象にアンケートを実施しました。その結果、父母の離婚・別居に対してネガティブな印象を抱いている子供は23.3%いました。(※1

子供によっては父母の離婚によってストレスを感じている可能性があるため、カウンセリングをはじめとした方法でケアをしましょう。

夫の浮気を何年経っても許せなくても深刻に考えない

夫が浮気した場合、妻によっては強いストレスを感じてしまいます。夫の浮気を何年経っても許せないのは、裏切られた気持ちが強いから、自己肯定感が下がったからなどの理由が考えられます。

夫の浮気によるストレスを放置していると精神的な疾患につながりかねないため、カウンセリングの受診や趣味によるストレス発散を心がけましょう。

また、浮気性は治らないと捉え、無理に許そうとしないことも大切です。夫の浮気を許さず離婚をするのであれば、経済的に自立できるか、親権はどうするかなどを検討しておきましょう。親権について検討する際は子供のストレスケアも考慮するのが大切です。

(※1)法務省「未成年期に父母の離婚を経験した子の養育に関する実態についての調査・分析業務報告書」

https://www.moj.go.jp/content/001343818.pdf

記事監修者

探偵業及び一般信用調査業を営む企業
創立:平成22年2月1日
支社:全国15拠点・海外1拠点

「最後までご相談者に寄り添い、ひとりでも多くの方を救うこと」をミッションとし、ホスピタリティや調査にこだわりを持って日々取り組んでいます。

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