パートナーの浮気が疑われる場合、浮気調査グッズを使えば自分で浮気調査できます。浮気調査グッズといっても専門的なものでなく、インターネットなどで購入可能な物ばかりです。浮気調査グッズを使って自分で浮気調査をすれば、探偵事務所に依頼する際の費用を抑えられます。
この記事では浮気調査におすすめのグッズと、その使い方や口コミなどを紹介します。また、浮気調査グッズを使用する際の注意点も解説します。
浮気調査グッズおすすめ7選!特徴や口コミを紹介
自分で浮気調査をするには、パートナーが浮気をしているという証拠を押さえることが大切です。その際に役立つ浮気調査グッズが次の7つです。
- GPS
- ドライブレコーダー
- 変装アイテム
- カメラ
- ボイスレコーダー
- 精液検出液
- 盗聴器
ここではそれぞれの特徴や、実際に使用した人がいるグッズの口コミを紹介します。
1. GPS
GPSはインターネットや一部の実店舗で購入もしくはレンタル可能です。GPSを活用することでパートナーがどこにいるか、どのような行動を取ったかを把握できます。
GPSを浮気調査に活用するのであれば、次の2つの種類を把握しておきましょう。
- リアルタイムタイプ:パートナーの動きがリアルタイムで分かる
- ロガータイプ:パートナーの行動履歴が残る
それぞれのメリット、デメリットは以下のとおりです。
GPSのタイプ | メリット | デメリット |
---|---|---|
リアルタイムタイプ |
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ロガータイプ |
|
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リアルタイムタイプ、ロガータイプどちらも費用に大きな差はありません。しかし、一般的にはリアルタイムタイプの方が若干費用がかかる傾向にあります。
GPSを取り付ける場所として代表的なのが、パートナーの車です。ダッシュボードやシート下など車内の目立たない場所や車体の下などに取り付けるケースが一般的です。
GPSを使って浮気調査した人の口コミ
実際にGPSを使って浮気調査をしている人は多くいます。以下は実際にGPSを使った浮気調査をした人の口コミです。
このケースでは探偵へ依頼したうえで、GPSを車に取り付けてパートナーの浮気の証拠を押さえています。
浮気調査におけるGPSは、行動を確認するだけではありません。口コミのように実際に浮気の現場を押さえることが目的です。
2. ドライブレコーダー
事故やあおり運転の被害にあった際の証拠として活用できるのがドライブレコーダーです。ドライブレコーダーを設置している人は多く、国土交通省の発表によれば「ドライブレコーダーを搭載している」と回答した人は70代以上を除く年代で約半数にも上っています。(※1)
年代 | 20代 | 30代 | 40代 | 50代 | 60代 | 70代 |
---|---|---|---|---|---|---|
ドライブレコーダーを搭載している | 53.6% | 47.0% | 45.6% | 42.5% | 50.0% | 38.8% |
ドライブレコーダーを搭載していない | 46.4% | 53.0% | 54.4% | 57.5% | 57.5% | 61.2% |
車を運転する人のなかでも、約半数のドライバーが設置しているドライブレコーダーも、浮気調査に活用されています。とくに車内の様子を録画、録音できるドライブレコーダーであれば、浮気の証拠として扱われる可能性があります。
一方、車外の様子だけを映像に収めるドライブレコーダーは、助手席に浮気相手を乗せていても、浮気相手を迎えに行く場合であっても証拠としては認められないかもしれません。
しかし、車から降りてホテルに入っていくパートナーと浮気相手の様子や手をつないで歩く様子などが映像に収められていれば、証拠として機能する可能性があります。ドライブレコーダーはSDカードにデータが保存されているタイプが多いため、じっくり映像を確認できます。
ただし、パートナーがドライブレコーダーを設置していることを把握している場合、データを削除されてしまっているかもしれません。
(※1)国土交通省:国土交通行政インターネットモニターアンケート自動車用の映像記録型ドライブレコーダー装置について
https://www.mlit.go.jp/monitor/R1-kadai01/24.pdf
ドライブレコーダーを使って浮気調査した人の口コミ
ドライブレコーダーは設置している人が多いせいか、実際に浮気調査に活用した人の口コミもいくつもありました。
いずれも車内の様子を収められるタイプのドライブレコーダーでの浮気発覚です。パートナーの車に設置されたドライブレコーダーのタイプを確認して、車内の様子も収められるタイプであれば映像をチェックしてみましょう。
3. 変装アイテム
浮気調査に用いられる変装アイテムは主に次のとおりです。
- サングラス
- メガネ
- ウィッグ
- 帽子
- 上着
変装アイテムは、選ぶ物によっては他の浮気調査アイテムよりも費用を抑えられます。ただし、変装アイテムをすべて身につけてしまうと、かえって目立ってしまう可能性があります。
そのため、いかに周囲に馴染んだ変装ができるかという点が大きなポイントになってきます。例えばパンツはスウェットで、足元はサンダルといったように近所の住人と思わせるような変装を心がけましょう。
4. カメラ
浮気調査に用いられるカメラは大きく次の3つです。
- 小型カメラ
- 暗視カメラ
- 望遠カメラ
このうち、自分で浮気調査をする際におすすめなのが小型カメラです。小型カメラであればパートナーに気づかれずにさまざまな場所に設置できます。また、ペン型カメラ、腕時計型カメラといったように、普段使用する物を模した小型カメラもあります。
いっぽう、普段からカメラを使い慣れている人であれば、暗視カメラ、望遠カメラの活用を検討してみましょう。暗視カメラは夜間でもくっきりとした映像を撮れます。望遠カメラは離れた場所から浮気現場を押さえるのに効果的です。
パートナーの浮気の様子を捉えた写真や映像は、大きな証拠となります。そのため、自分にあったカメラを活用して、浮気の証拠を押さえましょう。
5. ボイスレコーダー
ボイスレコーダーは会話の内容を録音できるため、会議や打ち合わせなどビジネスシーンでも用いられるアイテムです。このようなボイスレコーダーも浮気調査に活用できます。
ボイスレコーダーで録音した音源は、浮気の証拠として認められるのが一般的です。ただし、浮気相手との通常の会話は証拠能力は低いと考えられています。
そのため、音源だけでなく小型カメラを使って映像を収めることで、より証拠としての能力が高まります。ボイスレコーダーもカメラと同様、小型のタイプがあるため、パートナーにばれないようなベッドの下や助手席の下などに設置しましょう。
ボイスレコーダーを使って浮気調査した人の口コミ
実際にボイスレコーダーを使って浮気調査した人の口コミは次のとおりです。
このようにバレずにボイスレコーダーを設置すれば、パートナーが浮気相手と通話している音声を録音可能です。
6. 精液検出液
精液検出液は下着に精液が付着していた場合に反応する浮気調査グッズです。浮気検査薬や浮気検査キットとも呼ばれていて、インターネットで1万円程度で購入できます。
精液検出液は精液に反応するため、男性のパートナーの下着に使用したとしても証拠として機能しません。
また、女性のパートナーの下着に使用した場合であっても、避妊具を使用していれば反応しません。もし反応しても浮気相手のものと特定できないため、証拠能力は低いでしょう。
そのため、精液検出液は参考程度にとどめておき、他の浮気調査結果と合わせて総合的に判断するのがおすすめです。
7. 盗聴器
盗聴器はICレコーダーと同じく、パートナーと浮気相手との会話を押さえるためのアイテムです。ICレコーダーとの違いはリアルタイムで会話を聞けるかどうかです。一般的にICレコーダーは録音データを確認しますが、盗聴器は発信機から届く音声を受信器で聞けます。
そのため、リアルタイムでパートナーと浮気相手との会話を確認可能です。しかし、一般的な盗聴器では不貞行為の事実を録音できないため、証拠として提出することはできません。
また、ICレコーダーと同様で音声だけでなく小型カメラで浮気の様子を撮影しておくことも大切です。
浮気調査グッズの活用例
浮気調査グッズはいくつもあります。そのなかでもGPS、小型カメラ、ICレコーダーの活用例を紹介します。
なお、いずれの浮気調査グッズを使う場合でも、パートナーに気づかれないことが大切です。
パートナーの車やバッグにGPSを取り付けて浮気現場を押さえる
パートナーの車やバッグにGPSを取り付けることで、どのような行動をしているか、今どこにいるかを把握できます。
例えば、外出が増えたパートナー、残業が多くなったパートナーの車にロガータイプのGPSを設置することで、毎回どのような行動を取っているかの情報を蓄積可能です。
この情報に基づいて、パートナーが浮気相手と会う場所に張り込むことができます。また、リアルタイムタイプのGPSであれば、パートナーが現在いる場所を突き止めて張り込むことが可能です。
パートナーが自宅に浮気相手を呼び込んでいるなら小型カメラを活用
パートナーが自宅に浮気相手を呼び込んでいるようであれば、小型カメラを活用しましょう。小型カメラをパートナーの行動が見える、かつ分かりづらい場所に設置することで、一人の際にどのような行動を取っているかが把握できます。
もしパートナーに小型カメラがバレてしまった場合、防犯やペットを飼っていればペットの様子を観察することを目的に設置したと伝えましょう。ただし、一回小型カメラに気づかれてしまうと、その後はパートナーが警戒して、自宅に浮気相手を呼び込まなくなってしまいます。
パートナーとの会話を録音するならICレコーダーを活用
パートナーが浮気している場合、出張や残業を言い訳にすることが考えられます。そのため、日常会話として休日の予定などを確認してみましょう。
出張と回答しても実際には浮気している可能性があります。そのため、ICレコーダーを活用してパートナーの言動を録音するのがおすすめです。
浮気調査グッズを使用するときの5つの注意点
浮気調査グッズを使用する際は次のような点に注意しましょう。
- プライバシーの侵害に注意する
- 関連する法律に抵触しないように注意する
- 浮気を決定づける証拠にならない可能性がある
- パートナーとの関係が悪化する
- ストレスがたまる
1. プライバシーの侵害に注意する
GPSや小型カメラといった浮気調査グッズを使用する際は、プライバシーの侵害に注意しましょう。たとえ婚姻関係にあるパートナーの浮気調査であっても、ケースによってはプライバシーを侵害してしまう可能性があります。
例えば、パートナーの個室に忍び込んで小型カメラを設置した場合、プライバシー侵害にあたる恐れがあります。
一方、パートナーとの共有財産や、パートナーとの共有スペースに浮気調査グッズを設置する場合は、プライバシー侵害にあたらないかもしれません。
例えば、パートナーと共有している車にGPSを設置することで浮気調査が可能です。
なお、別居中のパートナーの場合、家や車は共有財産とならない可能性があるため、プライバシー侵害に注意が必要です。
プライバシーを侵害してしまった場合の罰則
プライバシーの侵害は刑法で罰する規定はありません。刑事罰が科せられなくても、民事上の責任を問われる可能性があります。プライバシー侵害は民法第709条の不法行為にあたるため、損害賠償を請求されてしまいます。
2. 関連する法律に抵触しないように注意する
浮気調査グッズを使って浮気調査をする際は、プライバシーの侵害以外にも関連する法律に抵触しないように注意しましょう。
例えば、婚姻関係にないパートナーの自宅や浮気相手の自宅などに勝手に侵入して盗聴器や小型カメラを取り付けることは、住居・建物侵入罪に問われます。
さらに、盗聴で得た情報を漏らす行為は電波法で禁じられています。また、婚姻関係にないパートナーや浮気相手につきまとう行為はストーカー規制法に抵触しかねません。
浮気調査で抵触する法律の罰則
浮気調査で抵触する可能性がある法律の罰則は次のとおりです。
法律 | 抵触する可能性がある行為 | 罰則 |
---|---|---|
住居・建物侵入罪(※3) | 婚姻関係にないパートナーや浮気相手の自宅に盗聴器や小型カメラを取り付ける | 3年以下の懲役または10万円以下の罰金 |
電波法(※4) | 盗聴で得た情報を漏らす | 1年以下の懲役または50万円以下の罰金 |
ストーカー規制(※5) | 婚姻関係にないパートナーや浮気相手へのつきまとい | 禁止命令に従わないと2年以下の懲役もしくは200万円以下の罰金 |
これらの法律に抵触してしまうと、パートナーの浮気を証明するどころか、罰則を科せられてしまいます。
(※5)神奈川県警:ストーカー行為は犯罪です
https://www.police.pref.kanagawa.jp/kurashi/higaisya/mesd0025.html
3. 浮気を決定づける証拠にならない可能性がある
浮気調査グッズを活用して、パートナーの浮気を調査しようとしても、集めた情報が浮気を決定づける証拠にならない可能性があります。
例えば、GPSの情報から車がホテル近辺に停車していることが分かったとしても、確実に入室したことは証明できません。また、パートナーと浮気相手が一緒にいるところをカメラで撮影しても、映像が鮮明でなければ証拠として認められないかもしれません。
4. パートナーとの関係が悪化する
浮気調査グッズを使って浮気調査していることがパートナーにバレた場合、関係が悪化してしまう可能性があります。
もし、パートナーとの関係改善を希望している場合、浮気調査がバレてしまうと関係が悪化してしまい、関係を改善できないかもしれません。証拠が集められなければ、慰謝料を請求できない可能性もあります。
5. ストレスがたまる
浮気調査グッズを使って浮気調査をするとなると、自らパートナーの浮気の事実を集めなければなりません。そのため、パートナーが本当に浮気をしていた場合、受け入れがたい事実を突きつけられることで、ストレスがたまってしまいます。
とくに小型カメラやボイスレコーダーを使用するときは、パートナーが浮気相手と性交渉する動画や音声を聞かなくてはならない場面も出てくるかもしれません。このようなストレスを避けるためにも、浮気調査は探偵事務所をはじめとした第三者に依頼するのがおすすめです。
浮気調査グッズを使った浮気調査はリスクがある
パートナーの浮気調査に活用できるグッズには、GPSやドライブレコーダー、変装アイテム、カメラなどがあります。これらのグッズを使用する際はパートナーにバレないようにしましょう。
また、法律に抵触してしまう恐れがあるうえ、パートナーにバレた場合の関係悪化、自分で調査することのストレスなどもリスクと考えられます。このようなリスクを避けるために、パートナーの浮気調査はプロである探偵事務所に依頼しましょう。
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