スマートフォンやタブレット、PCなどから楽しめるオンラインゲームは、日本だけでなく世界のユーザーと一緒にプレイできます。
なかには他のユーザーとチームを組んで進めていくオンラインゲームもあります。
このようにオンラインゲームは他のユーザーとコミュニケーションを取りながらゲームを進めていけるため、ユーザー同士が親密になれます。
なかには浮気に発展してしまうケースもあるため、ゲーム好きのパートナーを持つ人は注意が必要です。
この記事ではオンラインゲームで浮気が始まりやすい理由や見破る方法、証拠集めのポイントを紹介します。
オンラインゲームから浮気が始まりやすい5つの理由
オンラインゲームから浮気が始まりやすい理由は主に次のとおりです。
- 連絡先を交換しやすい
- オフ会が開催される傾向にある
- 一緒にひとつの目標に向かっていく
- 共通の趣味になる
- 気軽にスタートできる
これらの理由がいくつか合わさることで浮気に発展してしまう恐れがあります。一つひとつの理由について解説します。
1. 連絡先を交換しやすい
オンラインゲームはゲーム上でチャットのやりとりをしながら進めていきます。
そのため、徐々に相手に対する警戒心が薄れ、そのままメールアドレスやSNSのアカウントなど、連絡先の交換に発展しやすいでしょう。
連絡先を交換したからといっても浮気に発展するわけではありません。
しかし、パートナーと連絡先を交換した相手が近所に住んでいる、会社が近くにあるといった場合、「実際に会ってみよう」となるかもしれません。
実際に会ってみてさらに意気投合してしまうと、浮気に発展する可能性があります。
2. オフ会が開催される傾向にある
オンラインゲームではユーザー同士が実際に集まるオフ会が頻繁に開催されます。このようなオフ会に参加することも浮気につながる可能性があります。
オフ会は二人で開催されるわけではありません。複数のユーザーが集まるため、パートナーも家を出やすいでしょう。
総務省の発表によれば、オンラインゲームやソーシャルゲームのオフ会に参加したことがあると回答した人は約30%です。
そのうち、21.2%は何度か参加した経験があると回答しています。(※1)
このようにオンラインゲームのオフ会は比較的参加しやすく、そのまま浮気に発展してしまうかもしれません。
(※1)総務省:平成30年版 情報通信白書
https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h30/html/nd143220.html
3. 一緒にひとつの目標に向かっていく
オンラインゲームをクリアするために、他のユーザーからアドバイスをもらうケースがあります。なかにはクリアという目標達成のために、協力してプレイすることもあるでしょう。
このように一緒にひとつの目標に向かっていくことで、徐々にパートナーと相手との信頼関係が構築され、浮気につながる恐れがあります。
4. 共通の趣味になる
オンラインゲームが共通の趣味になることも、浮気に発展しやすい理由のひとつです。共通の趣味があると、会話も弾みやすくなり、距離が縮まってしまうでしょう。
『2021年社会保障・人口問題基本調査(結婚と出産に関する全国調査)』によれば、結婚相手に共通の趣味を求める人の割合は男女で次のようになっています。(※2)
重視する | 考慮する | |
---|---|---|
男性 | 24.4% | 73.2% |
女性 | 23.9% | 72.2% |
このように共通の話題は男女の仲を構築するのに重要な役割を果たしています。そのため、オンラインゲームという共通の話題によって、パートナーがゲームユーザーに浮気してしまうことも考えられるでしょう。
(※2)国立社会保障・人口問題研究所:2021年社会保障・人口問題基本調査(結婚と出産に関する全国調査) P47
https://www.ipss.go.jp/ps-doukou/j/doukou16/JNFS16_ReportALL.pdf
5. 気軽にスタートできる
オンラインゲームは自宅でパソコンやスマートフォン、タブレットでスタートできます。このように気軽にスタートできるのも、結果的に浮気につながりやすい原因です。
オンラインゲームを始めた当初は浮気目的ではなく、気軽にできる暇つぶし程度で捉えていても、オフ会への参加や連絡先交換などで徐々に浮気に発展する恐れがあります。
オンラインゲームのなかでも、ちょっとした隙間時間に遊べるゲームであれば、より気軽にスタートできるでしょう。
オンラインゲームでの浮気を見破る3つの方法
オンラインゲームでパートナーが浮気をしているか見破るには、次のような方法を試してみましょう。
- オンラインゲームのチャットメンバーを確認する
- チャットやメールの履歴を確認する
- 自分と一緒にプレイする
なお、無断でパートナーのIDやパスワードを使用してオンラインゲームにログインすることは、不正アクセス行為にあたり法律に抵触します。
そのため、パートナーがやっているオンラインゲームの内容を確認するには、本人から許可を得る必要があります。
1. オンラインゲームのチャットメンバーを確認する
オンラインゲームのチャットメンバーを確認してみましょう。メンバーを確認することで、どのようなユーザーが入っているのか、男女比などを把握できます。
ただし、チャットメンバーを確認するには、先述のとおりパートナーの許可を得る必要があります。もしチャットを見せることを渋った場合、浮気をしているかもしれません。
2. チャットやメールの履歴を確認する
オンラインゲームのチャットやプライベートでのメールの履歴を確認するのも、パートナーが浮気しているかどうかを判断するのに効果的です。
チャットやメールの内容によっては浮気と判断できる可能性があります。
しかし、パートナーのチャットやメールを無断で確認することはプライバシーの侵害にあたりかねません。
また、先述のとおり、パートナーのIDやパスワードを使用して勝手にオンラインゲームやメッセージにアクセスすることは、不正アクセスにあたります。
チャットメンバーを確認する際と同じく、パートナーに許可を得て確認しましょう。
3. 自分も一緒にプレイする
チャットやメールの確認にはパートナーの許可が必要です。そのため、本人が許可をしてくれない可能性もあるでしょう。
そこでおすすめなのが、自分も一緒にプレイすることです。例えば「自分も最近オンラインゲームに興味がある」とパートナーに伝えて、チャットに加えてもらいましょう。
オンラインゲームに参加できれば浮気の可能性は低いと考えられます。
しかし、参加を拒否した場合は浮気の可能性が考えられるでしょう。
オンラインゲームでの浮気で相手に慰謝料を請求するには
パートナーがオンラインゲームで浮気した場合、浮気相手に慰謝料を請求できるのでしょうか。
浮気相手に慰謝料を請求するには不貞行為つまり肉体関係を、パートナーと持ったかどうかが大きなポイントです。
また、慰謝料を請求できるのは浮気相手に対してだけではありません。配偶者であるパートナーに慰謝料を請求できるケースもあります。
不貞行為=肉体関係を持った証拠が必要
慰謝料を請求するためには不貞行為(肉体関係)があったことの証拠が必要です。
不貞行為の証拠として効力を発揮するのが写真やビデオです。
例えばパートナーと浮気相手が何度となくラブホテルに出入りしている写真は、不貞行為があったことを証明できる可能性があります。
また、パートナーが不貞行為を認めた発言の録音も証拠として機能します。
写真、録音で注意すべきなのがデジタルではなく、アナログで用意するという点です。
デジタルのデータは捏造の可能性が疑われるため、不貞行為の証拠としては弱くなってしまいます。
一方、メールやオンラインゲームでのチャットの内容だけでは、不貞行為があったことを証明できないでしょう。
しかし、メールやチャットをきっかけに本人が不貞行為を認めた場合は、証拠として機能します。
相手の行為によっては肉体関係がなくても請求できる場合もある
相手の行為によっては肉体関係がなくても、慰謝料を請求できるかもしれません。
例えば、自分の裸をパートナーに送りつける、性的表現を伴うメッセージをパートナーに送るといった行為は、加害行為として慰謝料を請求できる可能性があります。
しかし、請求できる慰謝料は肉体関係があったケースよりも低くなってしまうのが一般的です。
配偶者に慰謝料を請求できるケースもある
オンラインゲームでの浮気で慰謝料を請求できるのは浮気相手だけではありません。パートナーである配偶者にも慰謝料を請求できるケースがあります。
オンラインゲームでの浮気が原因で結婚生活が破綻してしまったことが認められれば、配偶者であっても慰謝料を請求可能です。
オンラインゲームでの浮気の証拠集めで気を付けたい3つのポイント
配偶者がオンラインゲームで浮気をしている場合、証拠を集めることが大切です。証拠集めでは次のようなポイントに注意しましょう。
- 証拠はできるだけ多く集める
- 違法性の高い行為で集めた証拠は認められない
- 無理せず探偵に依頼するのも一つの手
浮気の証拠集めは法律に抵触する可能性があります。法律に抵触してしまうと証拠として、他のトラブルに発展する可能性があるため注意が必要です。
1. 証拠はできるだけ多く集める
オンラインゲームでの浮気の証拠はできるだけ多く集めましょう。先述のように不貞行為があったことを示す証拠として効力を発揮するのは、写真やビデオです。
しかし、写真やビデオでなくても、浮気相手と宿泊したホテルの領収書や不貞行為が認められる日記、メール、ゲームのチャットなど、複数の証拠を集めることで浮気を証明できる可能性があります。そのため、証拠はできるだけ多く集めるようにしましょう。
2. 違法性の高い行為で集めた証拠は認められない
浮気の証拠は可能な限り多く集めることが大切です。しかし、違法性の高い行為で集めた証拠は認められません。それどころか、自分が慰謝料を請求される、罰則を科せられる可能性があります。
特に次のような証拠集めは違法性が高いと考えられます。
- メールやチャットを勝手に閲覧する:プライバシー侵害、不正アクセス禁止法
- 浮気相手やパートナーの持ち物にGPSやICレコーダーを取り付ける:プライバシー侵害、ストーカー規制法
- 浮気相手の自宅にICレコーダーを取り付ける:住居侵入罪
- 浮気相手につきまとう:ストーカー規制法
パートナーの机を無断で開けることも違法性が疑われるため、夫婦で共有しているスペースに証拠がないかを探してみましょう。
3. 無理せず探偵に依頼するのも一つの手
オンラインゲームで浮気しているかどうか、証拠を集めるのには時間がかかります。また、意図せず違法性の高い方法で証拠を集めてしまうかもしれません。
このように浮気の証拠集めは慣れていないとスムーズには進みません。そのため、自分で無理して証拠を集めるのではなく、探偵に依頼してみましょう。
探偵であれば、経験に基づき法を遵守して証拠集めをしてくれます。
自分で証拠を集めようとすると、パートナーや浮気相手に気付かれてしまうかもしれません。しかし、探偵であれば、誰にも気付かれずに浮気調査が可能です。
探偵は浮気調査終了後に調査報告書を依頼主に提出します。探偵による調査報告書も不貞行為の証拠として機能します。
オンラインゲームからの浮気を証明するには証拠集めが大切
オンラインゲームは連絡先を交換しやすい、オフ会が開催される傾向にあるなどの理由から浮気に発展する可能性があります。
パートナーがオンラインゲーム経由で浮気をしていないかを確認するには、オンラインゲームのチャットメンバーを確認する、自分と一緒にプレイするなどの方法がおすすめです。
オンラインゲームで浮気をしていることが分かったら、法律を遵守して証拠を集めていきます。
自分で証拠を集めるには時間と知識が必要になります。そのため、無理せずに探偵に調査を依頼しましょう。
探偵であれば経験に基づいて、適切な方法で証拠を集めてくれます。
アイヴィ・サービスはさまざまな浮気調査を承っています。オンラインゲームを介した浮気であっても、専門的な知識によって証拠を集めます。
依頼前には専門のライフアドバイザーによる入念なヒアリングを実施しているため、不明点や不安な点を解消したうえでご依頼可能です。
パートナーがオンラインゲームばかりしている、オンラインゲームで浮気しているような気がするといった場合はぜひご相談ください。