家出をした家族を探す際は、家出人の性格や普段の生活、趣味や持ち物、友人関係などから、家出人が行きそうな場所をある程度絞り込むことから始めましょう。
家出人の年齢や性別、経済状況などによっても行き先が変わってきます。
未成年の家出は事件や事故に巻き込まれる危険性が高いため、すぐに警察に相談し、行方不明者届を提出しましょう。
警察に相談しても積極的に捜索してもらえない場合は、人探しのプロである探偵に依頼すると早期発見が期待できます。
この記事では、家出した人の行き先一覧や早期発見のための注意点を詳しく解説します。
家出人を探すときにまず行うべき3つのこと
家族と連絡が取れず、家出した可能性が高い場合は、ただやみくもに周辺を捜索するのではなく、まずは落ちついてやるべきことを順序立てて行うことが大切です。
以下で詳しく説明します。
1. 残した証拠・人間関係で行き先を推理する
まずは家出人の残した証拠(残留証拠)をくまなくチェックし、家出人が行きそうな場所を絞り込みましょう。
向かった先のヒントとなる主な証拠は以下のものです。
- 記録メモ・日記・手帳
- スマホ・パソコン・タブレット
- 本・雑誌・チラシ
- ゴミ(レシート、家出前に購入したもの)
- 服装
家出前にどんなことに関心を持っていたか、どこに行こうとしていたかが分かれば、行き先が絞り込みやすくなります。
ただやみくもに探すよりも効率的で、早期発見につながる可能性があります。
2. 家出人が未成年の場合はすぐに警察に相談する
成人の家出の場合、ある程度の現金を持ち歩いている可能性も高く、身分証明書があれば働くことも可能です。
お金があれば寝泊りする場所にも困らないため、最低限の身の安全を自力で確保できます。
一方、未成年の場合は現金をあまり持っていない場合が多く、たとえ身分証明書を持っていても働き先を見つけることが難しいでしょう。
また、危険な地域や人間が見分けられない、ネット上で知り合った人への警戒心が薄いといった傾向があるため、未成年、特に16歳以下の家出は、発見が遅くなるほど事件に巻き込まれる可能性が高くなります。
未成年の家出はすぐに警察に相談し、行方不明者届を提出しましょう。
まだ自立していない子供・未成年が家出をしている場合、「特異行方不明者」として積極的に捜索してくれます。(※1)
また、家出人が成人であっても、高齢者や精神疾患、自殺や他害をする可能性がある場合は、特異行方不明者と判断されます。
(※1)e-GOV法令検索:行方不明者発見活動に関する規則 第二条第二項(定義)
https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=421M60400000013#Mp-At_2
3. 家出人と関連する場所をくまなく探していく
家出人の部屋や持ち物などから絞り込んだ行き先をリストアップし、くまなく探していきましょう。
リストアップした場所を見つけても情報が得られなかった場合は、少しでも家出人と関連がある場所を全て探します。
また、目撃情報があれば、普段の家出人なら寄り付かないであろう場所でも必ず探しに行きましょう。
関係の近い家族ほど「こんな場所に行くはずがない」という思い込みが激しく、その結果家出人の発見が遅れてしまうケースがあります。
家出人を探すときは、先入観を捨てることが早期発見につながります。
家出した人が立ち寄る可能性が高い場所6選
ここでは、家出人の年齢や状況に関係なく立ち寄る可能性が高い場所を紹介します。
1. 友人の家
家出人がいざという時に頼りそうな友人はくまなくチェックし、早めに連絡を取りましょう。友人の家に滞在している場合はすぐに迎えに行って保護しましょう。
たとえ友人といえども、何日も厄介になっているわけにはいきません。友人宅にいられなくなったら、今度は本格的にどこかに家出する可能性が高いでしょう。
2. 実家
家出した人が夫または妻だった場合、実家に身を寄せているケースが多くあります。夫婦間でトラブルがあったとき、実家の両親は真っ先に頼れる存在だからです。
実家が家出先の場合、失踪や事件・事故に巻き込まれる心配はなくなりますが、そのまま離婚話に発展する可能性があります。
夫婦でよく話し合って問題を解決しましょう。
自分の子どもが祖父母を頼って実家にいる場合は、祖父母と話し合いをしたうえで、本人の気持ちが落ち着くまで預かってもらうのも選択肢の1つです。
3. コンビニ
全国どこにでもあり、誰もが気軽に利用するコンビニは、家出人が食糧やちょっとした生活用品を購入する際に利用する可能性が高い場所です。
ある程度家出先の地域が絞り込めたら、周辺のコンビニに家出人の年齢・外見を伝えて協力を仰ぎましょう。
ほとんどのコンビニは各店舗に防犯カメラを設置しているため、録画記録に家出人の姿が映っているケースもあります。
利用した形跡があった場合は、再び来店したときに連絡してもらいましょう。コンビニとの連携で家出人を確保した調査事例も少なくありません。
4. デパート・ショッピングモール(商業施設)
全国の大型の商業施設には、無料で利用できる休憩スペースがあります。
子連れの利用客も多く、客の出入りも絶えません。一般客に紛れてしまえば怪しまれずに長居できるため、日中はデパートやショッピングモールに滞在している場合もあります。
5. 浮気相手・恋人の家
家出人が浮気をしている場合は、浮気相手の家に身を寄せているケースが考えられます。
家出人が息子・娘で恋人がいる場合も同様です。
家族から交際や結婚を反対されているなどの理由から家出をし、恋人の家に転がり込んでいる可能性があります。
恋人の元へ逃げ込む主な原因は次の2つです。
- 結婚が待ちきれなくて押しかけた
- 家の生活が嫌になった
いずれにせよ、相手との連絡は電話やLINEでのやりとり、SNSのメッセージなどで行われています。
電話番号だけで居場所の特定はできませんが、アプリやSNSの活用で居場所を絞り込めるケースもあります。
6. ネットやSNSで知り合った人の自宅
インターネットやスマートフォンの普及により、若者ほどネットで知り合った人と打ち解けるのが早い傾向にあります。
そのため、実際に会ったことも、声を聞いたことも、顔も見たこともないネット上だけの関係の相手を頼って家出をしてしまう人もいます。
家出した人が親しいつもりでも、相手が思っている本当の目的は誰もわかりません。
家出が遊び半分の軽い気持ちだったとしても、性的暴行などの事件や事故、トラブルに巻き込まれる可能性があるため、一刻も早く行き先を特定して保護する必要があります。l
また、なかには自殺が目的で家出をしているケースもあります。
最近ではSNSを通して自殺志願者と自殺幇助者が連絡を取りあう事件なども発生しており、軽視できない問題となっています。
家出人が自ら危険な人物に連絡を取って危険に晒される可能性もあるため、自殺の可能性が少しでもある場合は警察に相談して行方不明者届を出しましょう。
ネット上の知り合いと連絡を取っている場合は、クラウド上や端末にやり取りの履歴が残っていることがあります。
家出した人に所持金がある場合や子連れの場合の行き先
家出人に所持金がある場合、額に応じて滞在・宿泊する設備が変わってきます。また、子連れの場合は、向かう先が独り身とは異なってきます。
近年は風営法や青少年保護条例などで、21時以降の子連れでの飲食店の入店は断られる場合が多いようです。そのため、深夜に子連れで滞在できる場所は限定されています。
家出したときにお金や通帳、銀行カードを持ち出し所持金がある場合は、以下で紹介する場所にいるケースがあります。行き先の候補地として、捜索の参考にしてください。
1. ホテル
所持金に余裕があれば、ホテルでの宿泊も考えられます。
高級なホテルや温泉宿に宿泊している場合は、日常生活から離れ、ただリフレッシュしたいと考えている可能性もあるでしょう。
大金がなくとも、全国各地にあるワーケーション施設を利用すれば、月額料金が2万円〜3万円で長期間宿泊できます。
ネットカフェやスーパー銭湯に泊まるより、安く滞在できるのも特徴です。家出した人が長期間帰らないと心に決めているなら、所持金に応じて泊まるランクも違ってきます。
2. 漫画喫茶(ネットカフェ)
ネットカフェにはシャワー完備の店舗もあり、お金さえ払えば24時間滞在できる店舗もあります。
多くの店舗は初めて利用するときに会員登録の際に身分証の提示が必要です。
身分証の偽造をしないかぎり、未成年がネットカフェに長期滞在するのは難しいでしょう。
多くのネットカフェは、保護者同伴で小学生、または中学生以下が無料で入場可能です。ただし、個室に入れるのは18才以上で、カラオケルームや女性専用エリア、ファミリールームなどを使用することになります。
ファミリールームがある店は限定されているので、ある程度店舗を絞り込めるでしょう。
また、ネットカフェの性質上、大きな声を出すと注意されるので、小学校低学年以下の子供が長時間滞在するのは厳しいかもしれません。
家出人捜索の場合、家出人のチラシをネットカフェに配布し、家出人らしき人物が来店した場合に情報提供をしてもらうこともあります。
3. 健康ランド・スーパー銭湯
健康ランドやスーパー銭湯は、24時間営業の入浴施設であれば、お金の許す限り滞在できます。
安いビジネスホテルやネットカフェのような閉塞感がなく、最近では女性専用の綺麗なスーパー銭湯も増えているため、女性1人でも利用しやすくなっています。
4. 車中泊・キャンプ場
自動車に乗って家出した人は宿泊費を節約するために、車中泊している可能性もあります。
宿泊できる施設は地域でも限定され、ある程度絞り込めます。しかし、自動車移動の場合、GPS発信機を仕込んでいない限り居場所の特定が困難になります。
車中泊は、YouTubeなどで情報発信されたことで一気に広がり、全国どこでも見知らぬ県外ナンバーの自動車が駐車していても不自然ではなくなりました。
全国で車中泊ができるエリアはネットの専用サイトやアプリなどで情報公開されているため、簡単に調べることが可能です。
また、家出人がキャンプ好きな場合、キャンプ場にいる可能性もあります。
無料で利用できるキャンプ場を調べて、めぼしいところに問い合わせをしてみるのも良いでしょう。
5. ゲームセンター・パチンコ店
家出人がゲームやギャンブル好きの場合、ゲームセンターやパチンコ店を確かめてみるのもいいでしょう。
パチンコ依存症傾向の人は、たとえ資金に余裕がなくてもパチンコ店に通ってしまうものです。
特に家出は時間を持て余すことが多いため、パチンコやゲームセンターに入り浸っている可能性があります。
ただし、ゲームセンターもパチンコ店も風営法により営業時間が定められています。
デパート・ショッピングモール同様に、他の施設と併用している可能性が高いでしょう。
家出した人にお金がない場合は野宿の可能性もある
春・秋などの過ごしやすい季節なら、野宿が可能です。
ただし、都会で路上生活者が多く滞在している場所は、縄張りがあり新参者が入りこめる余地はありません。
家出人が野宿する可能性が高いのは、路上生活者が少ないエリアの公園や人気のない空き地です。
女性の野宿は危険なので、野宿するのはもっぱら男性でしょう。
また、田舎は屋根のある場所が少ないため、宿のない家出人は雨風が凌ぎやすい都会に集中します。
夜は公園や空き地で寝ていても、昼間は繁華街に移動して生活している可能性もあります。
雨風が凌げる高架下
野宿といえども、雨ざらしの場所で寝泊まりは体力を消耗します。町の中で人が警戒しない屋根があり、壁がある場所は高架下ぐらいです。
食べ物が確保でき、快適なエリアは既に他の人が占拠しています。公園同様、家出人が長く暮らすのは難しいでしょう。
人気のない山の中
人気がない山中では人に見つかる心配はありません。しかし、自生の食べられる植物でも無い限り、食糧を確保することは難しいでしょう。
春や秋でも、山中は急激に気温が下がるため凍死の危険もあります。
1人で山の中に入る家出人は、自殺する目的の場合も少なくありません。
家出した人が重大な理由を抱えている場合の行き先
なんらかの理由で、もう2度と家に戻らない覚悟で計画的に家出したケースです。家出前から既に行き先を決めて、そこで暮らす手筈を整えています。
前に紹介した宿泊施設やネットカフェには立ち寄らないので、より発見が難しいでしょう。
1. 民間保護施設(民間シェルター)
全国各地には、DVやストーカーから逃れるための施設として、政府に認定された民間シェルターがあります。
被害者をDVやストーカーの暴力から守るため、シェルターの住所は公開されていません。
被害者の訴えが事実か虚偽かは関係なく、シェルター側は救いを求めた被害者であれば区別なく保護します。
そのため、このような民間保護施設に逃げ込んだ家出人の居場所を特定するのは非常に困難です。探す側はシェルターにいるかどうかを確認することもできません。
2. チャットレディルーム
チャットレディはネット上で男性相手とライブチャットする仕事です。リアルタイムで動画、画像、音声、テキストで男性とコミュニケーションします。
若い女性だけでなく、人妻系のカテゴリーや音声だけのやりとりもあるので、幅広い年齢の女性がチャットレディとして働くことができます。
アダルトとノンアダルトと分かれており、ノンアダルトとでも他のアルバイトよりも高時給です。
働く側にとっては、風俗のように男性と直接接触することなく高時給もらえるため、効率的で続けやすいというメリットがあります。
大手ライブチャット会社では、全国40拠点で440部屋のチャットルームを完備しています。
家出人がチャットレディをしている可能性がある場合、探す側は家出人の動向とチャットレディの求人サイトを辿って、チャットルームを特定するしかありません。
3. 風俗店の寮
風俗店は入れ替わりが激しい業種のため、常に新しい人材を求めています。
ネット上の風俗求人サイトでも寮を完備し、即日入店可能を謳う店舗も多く見られます。
チャットレディと違い、直接生身の男性を相手にしなければなりません。
風俗店の求人サイトや風俗店の公式サイトで在籍女性の写真を確認していくしかありません。
顔を隠し、年齢などのプロフィールを偽っていることがほとんどなので、似たような人を見つけて人違いをしてしまうことも多く注意が必要です。
4. カルト教団・怪しい団体
家出人の中には、カルト教団や怪しい団体の思想に洗脳されて施設に入ってしまう人もいます。
家出人に行方不明者不受理届を出させて、家族が追ってこないよう用意周到に手筈を整えています。
洗脳されているとはいえ本人も同意の上の行動のため、個人で解決することは難しいでしょう。問題が多い団体であれば、被害者の会や電話相談窓口などが設けられている場合があります。
家出前に残された本人の読んでいた本や読物、ネットのサイトやYouTubeの動画の履歴を確認した際に判明することが多いケースです。
未成年の家出に多い3つの行き先
未成年に多いのが、「どこへ行ってもなんとかなる」という根拠のない確信から発作的に家に飛び出すケースです。
行く場所のあてもなく、頼れる人がいないのにも関わらず家出をし、都会へ向うのです。
このケースの家出人は行き当たりばったりで、街で知り合った人やアプリで知り合った人についていってしまう傾向があります。
事件・事故・トラブルに巻き込まれる危険性が非常に高いため、早急に居場所を特定しなければなりません。
1. 援助交際・パパ活で街を流浪する
無計画な未成年の家出人は、新宿歌舞伎町のトー横や大阪ミナミのグリ下に代表されるような繁華街へ出向きます。
繁華街の特定の地域では、同じように家出同然の子のグループがあります。
行き場のない者同士すぐ打ち解けて仲間になり、一緒に路上で夜を明かすことが増えていきます。
かつては仲間同士で安いホテルをシェアしていましたが、現在はホテルのコンプライアンスが厳しくなり身分証の提示が必要です。
多くの少女は毎晩、援助交際やパパ活で男性を見つけてホテルで寝泊まりしています。
学校や家庭に居場所がなく、早期発見して家に連れ戻しても、すぐに元の場所へ戻るようです。
無計画な家出をやめるよう説得するには、本人の心に寄り添い、問題の根本的解決が必要です。
2. ナンパしてきた人や掲示板で知り合った人の自宅
家出人を無償で援助し、家に泊めてくれる男性を現代ではテレビ番組から生まれたスラングで「神」というようです。
家出した未成年の少女をSNSや掲示板で探し、家に宿泊させますが大半が偽善者です。
未成年を自宅に宿泊させるのは、同意があっても未成年者誘拐という犯罪です。
家出人を家に泊めてくれる人の多くは普通の社会人男性で、日常では女性と交際できるチャンスがないタイプ。
一番の目的は肉体関係ですが、泊めただけ、ご飯を提供するだけで感謝されることに喜びを感じる男性もいますが、ほとんどが性的行為が目的です。
女性は無償で泊めてもらうのが狙いですが、泊めてくれる男性は大人しい人ばかりだとは限りません。家出人が危険な目に遭うケースも増えており、最悪の場合、暴力事件や殺人事件に発展する可能性もあります。
探す家族は、神待ち掲示板やSNSなどをくまなくチェックして、家出人のメッセージをチェックして行き先の目星をつけましょう。
3. 非合法の店・個人店
労働基準法では、満15歳に達した日以後の最初の3月31日が終了するまでは労働者として使用してはいけないことになっています。(※2)
そのため、家出中にお金がなくなったとしても、16歳未満の学生は基本的に働くことができません。働けるとしたら、非合法の店かルールが緩い個人店に限られます。
最近は個人店でも法的遵守が浸透しており、未成年の場合でも働ける場所は少なくなっています。
(※2)厚生労働省:年少者使用の際の留意点~ 児童労働は原則禁止 ! ! ~
https://jsite.mhlw.go.jp/tochigi-roudoukyoku/library/tochigi-roudoukyoku/hourei/kantoku/nensyou.pdf
家出人別行きやすい場所と対策
家出人の年齢や立場によって、立ち寄る場所も異なります。
以下では、家出人の年齢や立場ごとによる家出の理由や場所、対策方法を説明します。
妻が家出した場合の行き先
妻が家出する理由は大きく2つです。
- 家や夫から逃げたい
- 現在の生活に不満があることの意思表示
本当に逃げ出す覚悟がある場合、家出前から行き先を確保している場合が多い傾向にあります。まずは実家や友人の家を確認してみましょう。
もし民間シェルターなどの施設に身を寄せている場合、探し出すのは困難になります。
一方、夫に自分の主張をアピールするために家出するケースもあります。このケースの場合、すぐに追いかけて謝罪や問題に対処すれば、元の鞘に戻れる可能性が高いでしょう。
子供連れ家出の場合
子供を連れて家出している場合は、いきなり風俗店の寮に入るような思い切った行動を取る可能性は低いでしょう。
実家や知人の家にいないとすれば、一端民間シェルターに身を置くか、宿泊施設を転々としている場合がほとんどです。
家出が長期にわたりお金が底をついてくると、背に腹はかえられず夜の仕事に就く可能性が高くなります。
未成年男性・若い男性の場合
家出少女の中には、援助交際やパパ活で生活費を稼ぐ人もいます。
一方少年の場合は、時給が良い夜の繁華街の客引きや、場合によっては闇バイトに手を出してしまうケースがあります。
客引き行為も闇バイトも違法です。続けていくうちに感覚が麻痺し、そのうち取り返しのつかいない事になってしまうかもしれません。
また、行き場のない未成年が、暴力団や反社の事務所に寝泊まりして電話番をしていた事例もあります。
行き場のない未成年が集まるのは特定の地域に集中しているので、周辺をくまなく探してください。
壮年男性の場合
社会人として立派に働いている人が家出する原因の大半は、次のような仕事や借金に関する問題です。
- 借金が返せない
- ノルマが達成できない
- 上司のパワハラに耐えられない
若い人の家出が逃避だけでなく新しい生活を求めるのに対し、壮年男性の家出はただただ現状から逃げたいというのが目的です。
借金などのトラブルを抱えている場合は、人気の少ない地域に逃げて身を潜める傾向があります。
一時的な避難場所としては、健康ランドやネットカフェが多いようです。
家出人の早期発見なら探偵への人探し依頼がおすすめ
民事不介入の原則から、警察は特異行方不明者でないと積極的に捜索してくれません。
時間が経過すればするほど、家出人の所持金がなくなり、危険な状態になるリスクが高くなります。
しかし、短期間に経験のない人が自力で家出人を探すのは、次のような理由から非常に困難です。
- 仕事や生活もあるので家を空けられない
- 証拠から居場所を割り出せな
- どこを探せばいいのか見当がつかない
自力での捜索が難しい家出人探しは、プロの探偵に依頼しましょう。探偵に依頼する主なメリットとしては、次の3つが挙げられます。
- 捜索に専念するので早期発見が期待できる
- 証拠や聞き込みで行き先を割り出せる
- 家出人の立ち回る場所を把握している
一刻も早く家出人を見つけたいなら、プロの探偵に捜索を依頼することをおすすめします。
家出人探しは初動が重要!迅速な対応で家出人の安全を確保しよう
今回は家出人の行き先場所の一覧を紹介しました。
家出の理由や状況はさまざまです。しかし、家出人の普段の生活や趣味、持ち物などから、行き先をある程度絞り込むことは可能です。
ただし、家出人を見つけ出せても、家出の根本原因は解決しません。
家出人が再度家出をしないためには、根本的な原因を理解し、状況の改善を図ることが大切です。
アイヴィサービスは、12年のキャリアを持つ探偵事務所です。相談件数年間2万件の経験と実績から、家出人の居場所を迅速に突き止めます。
家出した家族と一刻も早く探し出したいとお悩みの方は、是非一度ご相談ください。