友人のお墓の場所を知りたい場合の6つ方法や問題点を詳しく解説

友人のお墓の場所を知りたい場合の6つ方法や問題点を詳しく解説
人探し

しばらく会っていない友人が亡くなっていたことを知った場合、すぐにお墓に行って手を合わせたいと思うでしょう。

そのためには、友人のお墓がどこにあるのか探し出さなければなりません。

友人のお墓を探し出すには、さまざまな人に連絡をして場所を聞き出しましょう。あわせて調査のプロである探偵の力を借りるのもおすすめです。

この記事では亡くなってしまった友人のお墓の場所を自力で探し出す方法や探偵に調査を依頼するメリットなどを解説します。

目次

友人のお墓の場所を知りたい場合の6つ探し方

友人のお墓の場所を知りたい場合の6つ探し方

友人のお墓の場所を知りたい場合、次のような探し方を検討してみましょう。

  • 遺族に連絡する
  • 親族に連絡する
  • 近所に聞き込みをする
  • 別の友人に教えてもらう
  • 友人の実家付近にあるお寺に聞き込みをする
  • 霊園の管理者に問い合わせてみる

遺族や親族、お寺など、関係者に聞き込みをする際はしっかりとマナーを守ることが大切です。

特に遺族や親族に対しては香典を用意するなど、弔問のマナーを守る必要があります。

1. 遺族に連絡する

友人の遺族の連絡先や住所がわかれば、お墓の場所を尋ねてみましょう。一般的に遺族とは故人と生計をともにしている家族です。

そのため、友人の自宅の住所がわかれば遺族への連絡が可能です。

もし遺族の住所がわからないのであれば、年賀状をはじめとした住所が記載されている手紙やお中元、お歳暮などの送り状などを確認してみましょう。

なお遺族の自宅を訪れる際は事前に連絡を入れることがマナーです。

事前に連絡を入れて許可を得たうえで、黒や紺といった地味な色のスーツやアンサンブルを着用して訪問しましょう。

2. 親族に連絡する

遺族がみつからない場合は友人の親戚に連絡するのも、お墓の場所を調べる方法のひとつです。友人の両親や兄弟の連絡先がわかれば、お墓の場所をきいてみましょう

もし友人と学生時代の同級生であれば、卒業アルバムに記載された実家の住所を尋ねることで、両親や兄弟に会えるかもしれません。

親族の家を訪問する際も服装をはじめとしたマナーには気をつけましょう。

3. 近所に聞き込みをする

友人の遺族や親族と連絡が取れない場合、友人宅や友人の実家の近所で聞き込みをしてみましょう。

友人やその家族と交流があった近所の人であれば、お墓がどこにあるのか知っている可能性があります。

4. 別の友人に教えてもらう

亡くなってしまった友人と仲が良かった別の友人にお墓の場所を尋ねるという方法もあります。

別の友人の連絡先が思い当たらない場合は、同窓会名簿やSNSを使って探し出しましょう

5. 友人の実家付近にあるお寺に聞き込みをする

5. 友人の実家付近にあるお寺に聞き込みをする

友人の実家付近にあるお寺に聞き込みをすることで、お墓の場所を教えてくれるかもしれません。

お寺は地元の人と深く交流している場所です。

そのため、たとえお寺の関係者がお墓の場所を知らなくても、有力な情報を持っている人を紹介してくれるかもしれません

6. 霊園の管理者に問い合わせてみる

霊園の管理者に問い合わせてみるのも、亡くなった友人のお墓を知る方法のひとつです。まずは、友人宅や実家の位置をもとに、めぼしい霊園を見つけて問い合わせてみましょう。

しかし、個人情報の観点から問い合わせても教えてもらえない可能性があります。

友人のお墓の場所探しで知っておきたい3つの問題点

友人のお墓の場所がわからなくても、遺族や親族らに問い合わせることで自分で見つけ出せるかもしれません。

しかし、自分で友人のお墓を探すうえでは次のような問題点を把握しておきましょう。

  • お墓自体がない場合もある
  • 友人の生い立ちに関係ない地域の霊園にある可能性も
  • お墓の場所も個人情報のひとつ

1. お墓自体がない場合もある

1. お墓自体がない場合もある

友人のお墓を探そうにも、樹木葬や永代供養などで埋葬されている可能性があります。このように友人のお墓がない可能性も考えられるでしょう。

最近ではお墓の維持にかかる経済的な負担や後継者不在などの理由で墓じまいをする人も増えています。

厚生労働省の発表によれば2021年度の墓じまい(改葬)件数は11万8,975件でした。(※1

10年前の2011年度が7万6,662件だったことを踏まえると大幅に増加していることがわかります。(※2

このように墓じまいされてしまっている場合、友人のお墓を見つけられないかもしれません

(※1)e-Stat:衛生行政報告例 / 令和3年度衛生行政報告例 統計表 年度報

https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?stat_infid=000040002841 (DLページ)

(※2)e-Stat:衛生行政報告例 / 平成23年度衛生行政報告例 統計表 年度報

https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?stat_infid=000014906184 (DLページ)

無縁仏として合葬されている可能性もある

亡くなってしまった友人が遺族、親族とかかわりがなかった場合や遺骨受け取りを拒否されてしまった場合、無縁仏として自治体で保管されている可能性があります

多くの自治体では一時管理した後に、引き取り手が現れなければ市営霊園の納骨堂などで合葬しているようです。

このように無縁仏として合葬されていると、友人がどこに眠っているのか探し出すのは難しいでしょう。

2. 友人の生い立ちに関係ない地域の霊園にある可能性も

友人の生い立ちに関係ない地域の霊園にある可能性も

一般的にお墓は自分とゆかりがある地域に建っていて、先祖代々そのお墓に埋葬されています。

しかし、自分の生い立ちとは関係がない地域の霊園にお墓を建てる人もいます

例えば自分がいつか住みたいと思っていた地域や、眺望がいい地域にお墓を建てるケースが考えられるでしょう。

亡くなってしまった友人が、自身の生い立ちとは関係のない地域の霊園にお墓を建てている場合はすぐに見つけられない可能性があります。

3. お墓の場所も個人情報のひとつ

個人情報は存命中の人が対象ですが、お墓の場所も個人情報のひとつとして考えられるケースがあります

そのため、お寺や霊園の管理者などに友人のお墓の場所を尋ねても個人情報保護の観点から教えてもらえないかもしれません。

個人情報は存命中の人が対象ですが、墓石の刻まれた苗字などから存命している遺族や親族の名前などが推測できる場合は個人情報として扱われます。

友人のお墓を自力で探し出すメリット・デメリット

友人のお墓を自力で探し出すメリット・デメリット

亡くなってしまった友人のお墓を自力で探すうえでは、メリットとデメリットを把握しておきましょう。友人のお墓を自力で探し出すメリット、デメリットは次のとおりです。

メリット近隣であれば費用をかけずに探せる
デメリット見つけられない可能性がある見つけ出すまでに時間がかかる可能性がある
専門アドバイザーが責任を持って対応いたします
お電話しづらい方はこちらから メール相談窓口

メリット:近隣なら費用をかけずに探せる

友人の自宅や実家が自分の自宅の近くにある場合、費用をかけずにお墓を探し出せます

近隣であれば友人の自宅や実家、近所の人などを尋ねてまわれるため、費用をかけずにお墓を探し出せるでしょう。

デメリット:見つけられない可能性がある

自力で友人のお墓を見つけ出そうとしても、必ず辿り着けるわけではありません。

たとえ遺族や親族に連絡がついても、友人との関係や状況によってはお墓の場所を教えてもらえない可能性があります。

デメリット:見つけ出すのに時間がかかる可能性がある

自力で友人のお墓を探し出すには、時間がかかってしまうケースがあるでしょう。

友人の遺族や親族の連絡先がわかればスムーズに見つけられるかもしれません。

しかし、友人の遺族や親族の連絡先がわからない場合、まずは連絡先探しからスタートする必要があります。

そのため、友人のお墓を見つけ出すまでに、多くの時間がかかってしまうでしょう

手がかりの少ないお墓探しは探偵への依頼がおすすめ

手がかりの少ないお墓探しは探偵への依頼がおすすめ

亡くなった友人のお墓を探すにあたって、手がかりが少ない場合は探偵へお墓探しを依頼してみましょう

自力では困難な捜索であっても、人探しを請け負っている探偵であれば、お墓の場所を特定してくれる可能性があります。

探偵にお墓探しを依頼する3つのメリット

探偵に友人のお墓探しを依頼するメリットは主に次のとおりです。

  • 自力で探す時間を削減できる
  • 遠方のお墓でも調査できる
  • 他人に知られることなくお墓を探せる

1. 自力で探す時間を削減できる

探偵に友人のお墓の調査を依頼することで、自力で探す時間を削減できます

自力で友人のお墓を探し出すには多くの時間を費やしてしまうかもしれません。

しかし、探偵であれば複数人の調査員で調査するため、自力よりも早くお墓を見つけてくれるでしょう。

2. 遠方のお墓でも調査できる

友人の自宅や実家が遠方にある場合、自力でお墓を探すには移動費用と宿泊費用がかかります。

移動費用、宿泊費用を支払ったとしてもお墓を探し出せるとは限りません。もし見つけられなかった場合、移動費用と宿泊費用が無駄になってしまいます。

探偵であっても遠方の調査には移動費用、宿泊費用が必要です。

しかし、自力で探すよりも探偵の方が見つけ出す確率が高いため、移動費用、宿泊費用を無駄にせずすむでしょう

3. 他人に知られることなくお墓を探せる

人によっては友人のお墓を探していることを遺族や親族、他人に知られたくないかもしれません。

自力で友人のお墓を探すには遺族や親族、共通の友人らに尋ねる必要があります。そのため、自分がお墓を探していることを知られてしまうでしょう。

しかし、探偵であれば依頼主の情報を伏せて調査をしてくれます。そのため、他人に知られることなく友人のお墓を探し出せます

探偵のお墓探しの主な方法は徹底した聞き込み調査

探偵がお墓探しをする際は徹底した聞き込み調査を実施します。聞き込み調査の概要は主に次の2つです。

  • 人間関係をたどる聞き込み
  • 現地視察による聞き込み

依頼主からの情報やインターネットの情報などをもとに、亡くなった友人とか関係があった人への聞き込み、さらに亡くなった友人の実家や最終住所地近辺での聞き込みをおこないます。

探偵のお墓探し依頼をした際の費用相場

探偵のお墓探し依頼をした際の費用相場

探偵にお墓探しを依頼した場合、調査費用が発生します。

一般的に探偵にお墓探しを依頼した際の費用相場は5万5,000円~40万円ほどです。

具体的には次のとおり、調査対象の情報量によって異なります。

情報量費用
少ない20万円〜40万円
普通10万円~20万円
多い5万5,000円~10万円

情報量が少ないと調査日数、調査員が増えるため費用が高くなり、情報量が多いと調査日数、調査員も少なくてすむため、費用は抑えられる傾向にあります。

基本料金を用意しているケースもある

探偵によってはお墓探しにかかる費用の目安をホームページに掲載していないケースがあるかもしれません。

費用の目安がわからないと依頼を躊躇してしまう人もいるでしょう。

目安となる費用を把握しておきたいという人は、基本料金を設定している探偵に依頼するのがおすすめです。

もちろん基本料金であっても調査日数や調査内容によって変動します。そのため、基本料金を把握したうえで見積りを依頼してみましょう。

無料見積りに対応している探偵であれば、気軽に調査にかかる費用を把握できます

また、見積もり依頼時は費用以外の相談も可能です。調査にあたって心配なことなどを相談して、不安を取り除いたうえで依頼に進みましょう。

探偵の力も借りて亡くなった友人のお墓参りを実現させよう

亡くなってしまった友人がどこのお墓に埋葬されているのかは、自分で探すことが可能です。

友人の遺族や親族、共通の友人などに聞き込みをすることで、お墓の場所を特定できるかもしれません。

しかし、個人情報の観点や墓じまいなどの理由で、友人のお墓が見つからない可能性もあるでしょう。

このような状況を避けるため探偵にお墓の調査を依頼してみましょう。探偵であれば依頼者の情報をもとに徹底した聞き込みを実施して、お墓の場所を特定してくれます。

また、探偵に依頼することで、他人に知られずに友人のお墓を探し出すことも可能です。

アイヴィ・サービスは亡くなってしまった友人のお墓探しをサポートしています。

人間関係をたどる聞き込みや現地視察による聞き込みなどで、友人のお墓がどこにあるのか探し出して、友人のお墓に手を合わせたいという依頼主の思いを手助けします。

アイヴィ・サービスでは調査にかかる料金として基本料金を設定しています。自分の依頼内容がどれくらいの費用がかかるのか知りたいという方はぜひお問い合わせください。

専門のライフアドバイザーが入念にヒアリングして費用をご提示します。

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