パートナーが浮気をしていると思っても、本人が浮気を認めることはないでしょう。浮気をしている人の多くが、問い詰められた際に嘘をつくためです。嘘をついていると分かっていても、見抜くことは難しいかもしれません。しかし、いくつかのポイントを押さえることでパートナーの浮気についての嘘を見抜ける可能性があります。
この記事ではパートナーがつく代表的な浮気の嘘や見抜く方法などを解説します。
浮気の嘘3選
浮気をしている人にみられる嘘の例として以下が挙げられます。
- 仕事が忙しい
- 友人と呑みに行く
- 親が体調不良
頻繁でなければ嘘の可能性は低いでしょう。しかし、頻繁に発生する場合はパートナーが浮気のための嘘として言っている可能性があります。
1. 仕事が忙しい
浮気をしている人の嘘の代表例として挙げられるのが「仕事が忙しい」です。具体的には次のような言い訳が考えられます。
- 仕事が終わらないから残業をしてくる
- 急な人員不足が発生したから休日出勤する
夫婦の関係性にもよりますが、パートナーのシフトや業務の進捗状況を把握しているというケースは少ないでしょう。
そのため、仕事が忙しいことを言い訳に浮気をする人も多くいます。
2. 友人と呑みに行く
「友人と呑みに行く」という口実も浮気の嘘として挙げられます。仕事終わりに呑みに行くと言い訳するケースもあれば、休日に呑みに行くと言い訳するケースもあるでしょう。
嘘をより具体的にするために「〇〇と呑みに行く」といったように、友人の名前を使うこともあります。
3. 親が体調不良
夫もしくは妻の親と仲が良好でなければ、親の体調不良を理由に浮気相手と会っている可能性があります。例えば夫が浮気をしている場合、妻が夫の親や家族と不仲であれば親の体調不良を理由に浮気相手と密会するかもしれません。
特に親が遠方に住んでいるのであれば、数日家を空けたとしても不自然ではありません。
浮気をしている人が嘘をつく3つの理由
浮気をしている人が嘘をついてしまう理由として以下が挙げられます。
- 家庭は壊したくない
- 社会的な地位や名誉を失いたくない
- 浮気相手と関係を続けたい
家庭や浮気相手との関係を維持したいと考えるあまり、浮気の嘘をついてしまう傾向にあります。
1. 家庭は壊したくない
浮気をしている人のなかには、家庭は壊したくないという人もいるでしょう。
浮気がバレてしまったら夫婦関係の悪化につながりかねません。浮気は証拠が揃えば離婚と慰謝料請求も可能です。
家庭を壊さずに離婚や慰謝料請求のリスクを避けたいと考えた結果、浮気についての嘘をついてしまいます。
2. 社会的な地位や名誉を失いたくない
浮気は社会的に認められる行為ではありません。浮気が発覚したことで社会的な地位や名誉を失ってしまう可能性があります。
例えば同じ社内の同僚や上司と浮気をしている場合、バレると厳しい処分を受けかねません。このような社会的な地位や名誉を失わないために浮気の嘘をついてしまう人がいるでしょう。
3. 浮気相手と関係を続けたい
浮気をし始めたばかりだと浮気相手と関係を続けたいと思う人も多くいます。浮気相手と関係を続けるためには、パートナーに浮気がバレてしまっては意味がありません。
一方、パートナーと別れる決心はついていません。そのためパートナーに嘘をついて浮気相手、パートナーとの関係を維持しようとします。
浮気の嘘を見抜く8つのポイント
パートナーが浮気をしていないか、嘘を見抜くには次のようなポイントを抑えておきましょう。
- 以前より優しくなる
- 早口になる
- 言い訳をする
- 目の動きなど挙動がおかしくなる
- スマートフォンを操作し始める
- 浮気を全否定する
- 会話の際に顔を触る
- 浮気について怒りだす
いずれかにあたる場合は、パートナーが浮気をしている可能性があります。
1. 以前より優しくなる
浮気をしていると以前より優しくなるケースがあります。
以前より優しくなる理由はひとつではありません。例えば浮気がバレないようにするために優しくなる人もいれば、浮気の罪悪感から優しくなる人もいます。
浮気が疑われる他の嘘や行動が見受けられたうえに、パートナーが以前より優しくなった場合は浮気の可能性が高いでしょう。
2. 早口になる
嘘をつくとき、人によっては早口になることがあります。
浮気についてパートナーから問い詰められると不快感を感じます。不快な状況から早く脱したいという思いから、無意識のうちに早口になってしまうとされています。
3. 言い訳をする
浮気をしていることを問い詰めていないにも関わらず、「仕事が忙しかった」「友人に呑みに誘われた」など、勝手に言い訳を始めるのも、浮気を隠そうとする人の特徴です。
自ら言い訳をして、少しでも浮気がバレないようにしようとします。
4. 目の動きなど挙動がおかしくなる
嘘をつくと挙動がおかしくなることがあります。
例えば、視線を合わせないもしくは過剰に視線を合わせる、腕組みを繰り返す、飲み物を頻繁に口にするといったことが挙げられます。
挙動の異変は嘘をついている本人は気付かない特徴です。
5. スマートフォンを操作し始める
浮気を隠している人のなかには、問い詰めた際にスマートフォンを操作し始めることもあります。
浮気を問い詰められたことで、浮気相手のことがバレてしまうのではないか、浮気の事実がバレてしまうのではないかといった気持ちから、スマートフォンに残った浮気相手からのメッセージを隠そうと操作し始めます。
6. 浮気を全否定する
浮気を隠している人は、浮気について問い詰められた際に否定するのが一般的です。
しかし、嘘をつこうとする人は過剰に浮気を全否定しようとします。語気を強めて浮気を過剰に全否定してきたら、嘘をついている可能性が高いでしょう。
7. 会話の際に顔を触る
嘘をついているとき、人によっては会話の最中に顔をひんぱんに触ることがあります。
例えば鼻に手をあてる、目元をこする、手で口を隠すといった行動は嘘をついている可能性が高いといえます。
8. 浮気について怒りだす
浮気について問い詰めた際、急に怒り出す人もいます。
怒って誤魔化そうとするためで、本当に怒っているわけではありません。浮気について問い詰められたことで、内心は浮気がバレないか心配になっているでしょう。
パートナーが浮気の嘘をついていた場合の対応方法
パートナーが浮気の嘘をついていた場合は次のような対応を取りましょう。
- 浮気を認めさせる
- 探偵に浮気調査を依頼する
浮気を認めさせるには証拠の提示や相手の矛盾点を指摘するといった方法が適しています。
浮気を認めさせる4つの方法
浮気を認めさせる方法は次のとおりです。
- 証拠を提示する
- 相手の矛盾点を指摘する
- 同じ質問を時間を空けてする
- 自分の気持ちを伝える
パートナーに浮気を認めさせるためには、冷静に対応することが大切です。
1. 証拠を提示する
浮気を認めさせるには証拠を提示しましょう。浮気の証拠として機能するのは次のようなものです。
- 性的な関係であることが分かる写真
- 浮気相手と行った店舗やホテルのレシート
- 浮気相手とのメッセージ
しかし、店舗やホテルのレシート、浮気相手とのメッセージは単体では証拠として機能しづらいでしょう。特に離婚裁判や調停、慰謝料請求の場面では単体では証拠として認められない可能性があります。
そのため、浮気の証拠を集めるのであれば、離婚や慰謝料請求に備えて性的な関係であることが分かる写真を入手することがポイントです。
証拠を提示する際は、小出しにすることが大切です。例えば浮気相手とパートナーがホテルに入室する写真を最初に提示してしまうと、離婚裁判や調停の際に浮気相手と口裏を合わせて言い逃れをされてしまうかもしれません。
そのため、浮気相手とのメッセージやホテルのレシートなど、証拠能力としては弱いものから提示していきましょう。提示していくうちにパートナーの話に矛盾が発生する可能性があります。
2. 相手の矛盾点を指摘する
浮気を問い詰めた際に相手は言い訳をするでしょう。しかし、何度も言い訳を重ねるうちに矛盾点が発生するケースがあります。相手の発言に矛盾が見つかったら、指摘することで相手が浮気を認めるかもしれません。例えば残業や休日出勤が続いているのであれば、給与明細を見せてもらいましょう。
残業や休日出勤した場合、企業は割増賃金を支払うことが義務です。法定労働時間(1日8時間、週40時間)を超える残業であれば給与の25%以上の割増率、法定休日に出勤したのであれば35%以上の割増率が定められています。(※1)
給与明細を確認しても割増賃金が発生していない場合、パートナーの話は矛盾します。
(※1)厚生労働省:しっかりマスター労働基準法―割増賃金編ー
https://jsite.mhlw.go.jp/tokyo-roudoukyoku/content/contents/000501860.pdf P2
3. 同じ質問を時間を空けてする
浮気を問い詰めてても相手の返答が矛盾しない可能性は大いにあります。相手の返答に矛盾点が見つからないのであれば、同じ質問を時間を空けてしてみましょう。時間を空けることで、当初の返答の返答とは内容が異なるかもしれません。
例えば当初は「部下と呑みに行ってきた」と答えていても、時間を空けて質問することで「友人と呑みに行った」と返答が変わる可能性があります。
4. 自分の気持ちを伝える
自分の気持ちを伝えることも、相手が浮気を認めるのに効果的です。嘘をつかれて傷ついている、浮気をされて傷ついていることをしっかりと伝えてみましょう。
特に今後も夫婦関係を続けていきたいのであれば、自分の気持ちを伝えて浮気を認めてもらいましょう。
探偵に浮気調査を依頼する
パートナーの嘘が見抜けない、浮気を問い詰めたいけど証拠がないといった場合は、探偵に浮気調査を依頼するのがおすすめです。探偵であれば、離婚裁判や調停、慰謝料請求に有効な証拠を集めてくれます。
自分でパートナーの浮気を調査することも可能です。しかし、自分でする浮気調査はパートナーや浮気相手にバレてしまうかもしれません。浮気調査がバレてしまうと、証拠を隠滅する恐れがあります。
一方、探偵であれば顔がパートナーや浮気相手に知られていないうえに、複数人で調査に臨むため、調査が気付かれるリスクは少ないでしょう。
探偵のなかには専門家を紹介してくれるケースがある
探偵に浮気調査を依頼することで得られるのは、浮気の証拠だけではありません。探偵を介して専門家を紹介してもらえるケースもあります。特に浮気調査においては、弁護士を紹介してもらえる可能性があります。
パートナーの浮気をきっかけに離婚を検討している、浮気相手への慰謝料請求を検討しているといった場合、弁護士の協力は欠かせません。しかし、日頃から弁護士と関わりがある、知り合いに弁護士がいるといった人は少ないでしょう。
弁護士を探すには労力がかかります。弁護士を紹介してくれる探偵であれば、浮気調査後、スムーズに離婚や慰謝料請求に動けます。
探偵による調査報告書も証拠になる
探偵は浮気調査終了後に調査報告書を提出するのが一般的です。探偵が調査後に提出する調査報告書も、浮気の証拠になる可能性があります。
浮気の証拠となり得る調査報告書は次のようなポイントが抑えられています。
- 浮気の証拠を抑えた鮮明な写真がついている
- 写真を撮影した日付・時刻がわかる
- 調査内容が時系列で整っていて詳細になっている
- 調査した場所の最新地図情報がついている
- 調査報告に客観性がある
一方、次のような報告書は証拠にならない可能性が高いでしょう。
- 写真の画質が粗く調査対象者の顔が分からない
- 証拠の写真をいつ撮影したか分からない
- 報告書の内容が曖昧
- 報告書が主観に沿って書かれている
どのような調査報告書を提出しているかは、サンプルで確認可能です。
パートナーがつく浮気の嘘を見抜こう
パートナーが浮気をしている場合、仕事が忙しい、友人と呑みに行くといった嘘をつく可能性が高いでしょう。
パートナーが嘘をついている場合、挙動や話すスピードなどに異変が現れます。浮気の証拠の提示や矛盾点の指摘、自分の気持ちを伝えるといったことで浮気を認めさせましょう。
パートナーがなかなか浮気を認めないのであれば探偵に浮気調査を依頼するのがおすすめです。探偵であれば浮気を決定づける証拠を入手してくれる可能性が高いでしょう。
アイヴィ・サービスは浮気調査に対応しています。浮気調査後に弁護士をはじめとした専門家の紹介も可能です。パートナーが浮気を認めないといった場合はぜひご相談ください。