一般的に浮気は避けるべき行為です。そのため、多くの人が浮気をしないというルールのもと、夫婦関係を維持しています。もし浮気をしてしまっても罪悪感を感じる人がほとんどでしょう。しかし、なかには浮気に罪悪感を覚えない人もいます。
この記事では浮気をしても罪悪感を覚えない人の特徴や心理、対策などを解説します。
浮気の罪悪感を覚えない人の8つの特徴
浮気をしても罪悪感を覚えない人は次のような特徴があります。
- 約束を破る
- 時間が適当
- 人に共感しない
- 性欲を抑えられない
- 何事も割り切るドライな性格
- 承認欲求が強い
- 寂しがり屋
- その場の雰囲気に流されやすい
自分のパートナーに上記の特徴が複数現れている場合、罪悪感を覚えずに浮気をしてしまう可能性があります。
1. 約束を破る
浮気をしても罪悪感を覚えない人は、約束を破る傾向にあります。婚姻関係もある種の約束です。そのため、約束をすぐに破ってしまう人は結婚後も浮気してしまうかもしれません。
パートナーの様子を確認して、日頃からさまざまな約束を破るようなら、浮気のリスクをはらんでいます。
2. 時間が適当
約束を守れないのと同様に、時間にルーズな人も浮気に走ってしまいやすいでしょう。時間を守れないということは、夫婦の約束も守れない可能性があります。
時間に適当な人は、ちょっとの遅刻も浮気も同じ程度の約束と捉えているかもしれません。また、自分のなかで時間に遅れることも浮気することも正当化している可能性があります。
3. 人に共感しない
他人に共感しないという人も、浮気してしまう傾向にあります。
他人に共感できないということは、浮気された側であるパートナーの気持ちを考えられません。
浮気によってどれだけ人が傷つくかということを想像できないため、罪悪感を覚えずに浮気に走ってしまいます。
4. 性欲を抑えられない
浮気をしてしまう人のなかには性欲を抑えられなかったという人がいます。性欲が浮気をする罪悪感を上回ってしまい、浮気してしまいます。
性欲を抑えきれずに浮気してしまう人は、罪悪感をまったく抱かないわけではありません。性欲に負けて浮気をしたことに罪の意識を覚えて、罪滅ぼしとしてパートナーに対していつもより優しく接する人もいるでしょう。
5. 何事も割り切るドライな性格
「パートナーと浮気相手は異なる存在である」と割り切れるようなドライな性格の人も存在します。そもそも浮気の定義は人それぞれであるため、本気でなければ浮気でないと考える人もいるでしょう。
このように何事も割り切れるドライな性格の人は、浮気をしても罪悪感を覚えづらいでしょう。本人からすると浮気はあくまで遊びで、本気ではないと割り切っている可能性があります。
6. 承認欲求が強い
誰かに認められたいといった承認欲求が強い人は、浮気をしても強い罪悪感を覚えないかもしれません。
本来であれば、パートナーに認めてもらう、必要とされることで承認欲求が満たされます。しかし、承認欲求が人よりも強いとパートナーだけでは飽き足らず、他の異性からも認められたいと思うようになってしまいます。
7. 寂しがり屋
パートナーとの関係が悪化した場合、寂しがり屋の人は、他の異性に癒しを求めようするでしょう。
本人からすれば、このような状態になったのは自分だけの責任ではないと考えている可能性があります。この場合、浮気をしていても罪悪感を覚えづらくなります。
8. その場の雰囲気に流されやすい
その場の雰囲気に流されやすい人も、浮気による罪悪感を感じづらい傾向にあります。もし浮気をしてしまっても、その場の雰囲気に飲まれただけと言い訳して自分を正当化します。
特にお酒が好きな人の場合、その場の雰囲気に流されて異性と関係を持ったとしても、酩酊していて記憶に残っていないというケースも考えられるでしょう。
浮気の罪悪感を覚えない人の心理
浮気をしても罪悪感を抱かない人の心理は次のような状態です。
- 本気ではないから問題ない
- バレなければいい
- パートナーにも問題がある
このような心理状態にあるうちは浮気に罪悪感を覚えないため、パートナー本人が浮気をやめるのは難しいでしょう。
本気ではないから問題ない
浮気に罪悪感を覚えない人にとって、浮気はあくまで遊びです。最終的にはパートナーのもとに戻るため、浮気をしても罪悪感を覚えないでしょう。
浮気の定義は曖昧なため、なかには本気でなければ浮気ではないと考える人もいるでしょう。
本気ではないから問題ないと考えている人は浮気を悪いとは思っていません。そのため、2人でしっかりと話し合って浮気の問題点を伝えましょう。
バレなければいい
浮気に多少の罪悪感を覚えていたとしても、バレなければいいと考えている人もいます。パートナーに気付かれなければ問題ないという考えは、浮気だけに適用されるわけではありません。
例えばパートナーに黙って高額な買い物をする、黙って借金をするといった金銭面でのトラブルにつながる行動を取る可能性があります。
パートナーにも問題がある
浮気に罪悪感を抱かない人は問題があるのは自分だけではないと考えます。例えば自分だけではなくパートナーにも問題があると考えて、人のせいにします。
パートナーによっては浮気の原因が自分にあると悩んでしまうかもしれません。
罪悪感を持てない精神障害の可能性もある
浮気しても罪悪感を持てないのは次のような精神障害の可能性も考えられます。
- 反社会性パーソナリティ障害
- 自己愛性パーソナリティ障害
反社会性パーソナリティ障害、自己愛性パーソナリティ障害ともに精神分析療法や認知行動療法などによって症状を抑えることは可能です。
反社会性パーソナリティ障害の場合
婚姻というルールから逸脱しても罪悪感を覚えないのであれば、反社会性パーソナリティ障害の可能性があります。反社会性パーソナリティ障害とは、ルールから逸れても罪悪感を感じづらい障害です。
反社会性パーソナリティ障害の場合、浮気によって相手を傷つけてしまっても、原因は自分ではなく本人にあると自分を正当化する傾向にあります。
反社会性パーソナリティ障害に見られる特徴
反社会性パーソナリティ障害に見られる特徴は、罪悪感を覚えづらいだけではありません。反社会性パーソナリティ障害の人は、衝動的に行動してしまうという特徴があります。
また、自分の利益となる場面では人からよく見られるように振る舞えます。そのため、表面的な魅力を演出するのに長けています。
表面的であっても、人によっては魅力的と感じてしまうケースもあるでしょう。
自己愛性パーソナリティ障害の場合
自己愛性パーソナリティ障害は自分のプライドを保つために、過剰なまでの賞賛を周囲から求めようとします。誰かに求められたいという欲求も強いため、浮気に走ってしまう可能性があります。
また、自分を良く見せたいという思いが強く自己評価が高いため、罪悪感を覚えづらいとされています。
自己愛性パーソナリティ障害に見られる特徴
自己愛性パーソナリティ障害は人から注目されたい、人から褒められたいという思いが強い一方で、他人からの指摘や評価を気にして傷つきやすいという特徴もあります。
他人からの指摘や評価によって傷つきやすいため、浮気を過剰に責め立てるとうつ病になりかねません。
浮気に罪悪感を覚えない人への4つの対策
浮気に罪悪感を覚えない人に対しては次のような対策を取りましょう。
- パートナーの欲求を満たす
- 家庭環境を見直す
- 浮気についてのルールを決める
- 証拠を集めて離婚を切り出す
パートナーと今後も夫婦関係を維持するのであれば、家庭環境の見直しやルールの策定などが効果的です。
1. パートナーの欲求を満たす
浮気をやめてほしいと伝えたところで、罪悪感を覚えない人には響きません。そのため、直接浮気をやめさせるのではなく、パートナーの欲求を満たして浮気から遠ざけましょう。例えば、パートナーが大切にされていない、求められていないといった考えから浮気している可能性があります。
このような理由で浮気をしているのであれば、パートナーを否定せずに魅力を肯定するといったことで改善が期待できます。相手から必要とされていることが分かれば、おのずと浮気相手と距離を取るようになるでしょう。
2. 家庭環境を見直す
家庭環境を見直すことも罪悪感を覚えずに浮気する人への対処法です。例えば夫婦喧嘩が頻発しているのであれば、パートナーは帰宅しづらく、他の女性に癒しを求めてしまうかもしれません。
また、話を聞いてもらえないといった場合も同様です。夫婦関係や家庭内が円満でなければ、浮気をしたパートナーは「自分だけの責任ではない」と責任を転嫁する恐れがあります。パートナーが責任を転嫁しないためにも家庭環境を見直して、暮らしやすい状態を構築しましょう。
3. 浮気についてのルールを決める
浮気についてのルールを決めることも効果的です。口で浮気は禁止としても、人によっては再度浮気してしまう可能性があります。
このように再び浮気をしてしまう人に対しては、ペナルティを設けるのがおすすめです。例えば、浮気をしたらペナルティとして罰金が発生するという内容を誓約書に記載すれば、罪悪感を感じづらい人も再び浮気をしようとは思わないでしょう。
誓約書は公正証書として作成する
パートナーが署名した誓約書により効力を持たせるのであれば、公正証書として作成するのがおすすめです。公正証書は公正役場で作成した公的な証書です。
そのため、通常の誓約書よりも強い効力が期待できます。
公正証書として誓約書を作成する際は、パートナーに納得したうえでサインしてもらいましょう。パートナーが納得していないにもかかわらずサインを強要すると、強要罪として3年以下の懲役が科せられる可能性があります。(※1)
(※1)e-GoV法令検索:刑法
4. 証拠を集めて離婚を切り出す
浮気をしても罪悪感を覚えないパートナーに対しては、離婚を切り出すことも対処法のひとつです。
パートナーの浮気は離婚の理由としては十分です。しかし、パートナーの浮気を理由に離婚するのであれば、証拠を集めておくことが大切です。離婚の際に効果的な浮気の証拠とは次のとおりです。
- パートナーと浮気相手がラブホテルに入室~退室する写真
- 浮気相手と肉体関係にあることが分かるメッセージ
浮気の証拠となるのは、不貞行為(性行為)があったことが分かるものです。そのため、性行為を捉えた写真があれば、強い効力を発揮するでしょう。
しかし、性行為を捉えた写真を見つけるのは困難です。そのため、ラブホテルに入室する写真のように、不貞行為が推察できる証拠を集めましょう。
証拠を集める際は探偵に依頼するのがおすすめ
パートナーと離婚するためには、浮気の証拠集めを探偵に依頼するのがおすすめです。浮気の証拠は個人であっても集められます。しかし、個人で証拠を集めるとなると長い時間がかかりかねません。
また、途中でパートナーや浮気相手に証拠集めがバレる恐れがあります。一方、探偵であれば、個人よりもスピーディかつ安全に証拠を集めてくれるでしょう。探偵による証拠集めをさらにスムーズに進めるには、多くの情報を共有することがポイントです。
探偵は情報に基づいて調査をするため、情報が少なければ調査時間、費用がかさんでしまいます。スムーズかつ費用を抑えて調査を進めるのであれば、可能な限り多くの情報を共有しましょう。
パートナーの行動を確認して、いつ浮気相手と会っているかなどをおおよその目途を立てておくことが大切です。
浮気に罪悪感を覚えないパートナーには証拠を押さえて対応しよう
浮気は相手を傷つける行為ですが、人によっては罪悪感を覚えないケースがあります。例えば人に共感しない、承認欲求が強いといった人は、浮気をしても罪悪感を感じないかもしれません。
罪悪感を覚えずに浮気をするパートナーに対しては、離婚を切り出すという対処法があります。離婚を切り出す場合は、パートナーが浮気していることを示す証拠を押さえておきましょう。
浮気の証拠集めは個人でも可能ですが、リスクを考慮すると探偵に依頼するのがおすすめです。
アイヴィ・サービスは浮気の証拠集めをサポートしています。経験豊富な調査員が調査を進めるため、安心してご依頼いただけます。パートナーの浮気にお悩みの方はぜひご相談ください。