夫が浮気をし始めるといくつかのサインが現れます。
浮気のサインによっては警戒度も異なります。浮気のサインを把握しておくことで、どのような対応を取るべきなのかを早期に判断可能です。
この記事では夫が浮気中に見せるサインと妻が取るべき対応を紹介します。
浮気している夫が見せる11のサイン
夫が浮気しているかどうかは、いくつかのサインを兆候として把握できます。
ここでは3つの警戒レベルに分けて、浮気している夫に見受けられるサインを紹介します。夫の様子を確認して、当てはまるサインがないかを確認しましょう。
警戒レベル★★★
「警戒レベル★★★」にあたるサインがひとつでも当てはまる場合、夫の浮気が濃厚と考えられます。
「警戒レベル★★★」にあたるサインは次のとおりです。
- スマホにロックをかけて肌身離さず持ち歩く
- 出張や残業・休日出勤が増える
- 見た目や持ち物に気を使うようになる
- 仕事帰りなのに汗の匂いがしない
スマホにロックをかけて肌身離さず持ち歩く
夫が自分のスマートフォンにロックをかけて肌身離さず持ち歩いている場合、浮気の可能性が考えられます。
また、スマートフォンを置く際に画面を下にするのも浮気の可能性が疑われるでしょう。
スマートフォンの画面を上にしていると、浮気相手からメッセージや着信があった際に画面に表示されてしまうためです。
夫が浮気していないかどうかを確認するには、スマートフォンを共有してもらいましょう。
例えば一瞬スマートフォンを使わせてもらう、動画を見せてもらうといった方法が挙げられます。
夫がやましい気持ちを抱えているのであれば、スマートフォンを使わせてもらう、動画を見せてもらうことが難しいでしょう。
出張や残業・休日出勤が増える
急に出張や残業が増えているのであれば、浮気相手と会っている可能性があります。
また、休日出勤の増加も浮気が疑われます。本当に出張や残業、休日出勤か確認するには、夫の帰宅後に仕事の話をしてみましょう。
浮気相手と会っている場合、出張や残業、休日出勤についての話を避ける可能性があります。
見た目や持ち物に気を使うようになる
浮気中の夫は見た目や持ち物に変化が現れます。例えば本人や妻の趣味ではない服やアイテムを持ち始めた場合、浮気相手からの影響が考えられるでしょう。
自分で買った服だけでなく、浮気相手からプレゼントされた服を着ている可能性もあります。そのため、どこで買った服なのか、いつ買った服なのかなどを夫に確認してみましょう。
仕事帰りなのに汗の匂いがしない
夫が浮気相手とラブホテルを利用したり、浮気相手の家に行ったりしている場合、シャワーを使用する可能性があります。
帰宅後に夫から汗の匂いがしない場合は注意が必要です。
また、洗顔したかのように顔がスッキリしている場合も、ラブホテルもしくは浮気相手の家でシャワーを浴びている可能性が高いでしょう。
警戒レベル★★
「警戒レベル★★」における夫の浮気のサインが複数見受けられるのであれば、浮気の可能性が高まります。
「警戒レベル★★」のサインは次のとおりです。
- お金使いが荒くなる
- クレジットカードの明細を見せない
- 車の中を頻繁に掃除している
- 妻の予定をいちいち確認してくる
お金使いが荒くなる
浮気はお金がかかります。そのため、夫が浮気をしているのであれば、お金使いが荒くなるかもしれません。
例えばラブホテルの領収書など、浮気が疑われる領収書やレシートがないかを確認するのも大切です。
クレジットカードの明細を見せない
浮気によってお金使いが荒くなったことを悟られたくない夫は、クレジットカードの明細を見せなくなります。
また、紙の明細発行を中止して、電子明細として受領するように設定を変更している可能性もあるでしょう。
車の中を頻繁に掃除している
車を持っている夫であれば、浮気をきっかけに掃除の頻度が高まるケースがあります。
浮気相手を汚れた車に乗せたくないという理由で掃除する夫もいるでしょう。
一方、浮気相手の香水の匂いや髪の毛を取り除きたいという理由で掃除する夫もいます。
妻の予定をいちいち確認してくる
妻の予定を頻繁に確認してくるようになったら、夫の浮気が疑われます。
予定を頻繁に確認してくるのは、妻が外出する時間に浮気相手と会おうと考えているためです。
例えば「今週の土日はどこかに行くの」や「何時まで飲み会なの」などと確認してくるようであれば、浮気を疑ってみましょう。
警戒レベル★
「警戒レベル★」は他の2つのレベルからみれば浮気の危険性は低いでしょう。しかし、浮気の初期段階に見られる傾向のため、注意が必要です。
「警戒レベル★」の兆候は次のとおりです。
- 連絡が減った
- スキンシップ・性交渉が減った
- 妻に対する態度が変わった
連絡が減った
夫からの連絡が減ってくるのは浮気の初期段階に見られる傾向です。
例えばそれまでは帰宅が遅くなる場合は連絡があったとしても、浮気をきっかけに連絡がなくなることがあります。
また、返信が遅くなるのも浮気の可能性が考えられます。浮気相手と会っているため、既読になっても連絡が来ない、そもそも既読にならなくなってしまいます。
スキンシップ・性交渉が減った
夫婦のスキンシップ、性交渉の回数が減ってきたことも浮気のサインです。
しかし、注意すべきなのが年齢との関係です。一般的に30代になると性交渉の回数が減少してくるとされています。
そのため、性交渉の回数減少が浮気と関係していない可能性もあります。
妻に対する態度が変わった
浮気初期の兆候として、妻への態度の変化が挙げられます。
妻に対する態度の変化は冷たくなるだけではありません。浮気をバレないようにするために、今までよりも優しくなることもあります。
夫が浮気をしているときに妻が取るべき3つの対応
夫が浮気をしていると感じたとき、妻が取るべき対応は次の3つです。
- 浮気の証拠を集める
- 今後のことを考える
- 夫に浮気のことを問いただし話し合いをする
今後のことを考えるため、浮気のことを問いただすためにも証拠が欠かせません。そのため、まず最初に浮気の証拠集めを進めましょう。
1. 浮気の証拠を集める
夫の浮気を証明するために証拠を集めましょう。
浮気の証拠となるのは、夫と浮気相手とのメールやメッセージ、2人で歩いている写真などではありません。
浮気相手と不貞行為(肉体関係)に及んでいることを示す証拠が必要です。
具体的には次のようなものが浮気の証拠として扱われます。
- 夫と浮気相手がラブホテルに入退室している写真
- 浮気相手と不貞行為があったと判断できるメールやメッセージ
- 夫が浮気を認めている動画や音声
- 浮気相手との外泊がわかる明細
不貞行為を決定づける証拠でなくとも、複数の証拠を組み合わせることで、夫の不貞行為を立証できる可能性があります。
2. 今後のことを考える
浮気の証拠を掴んだら、夫との今後を考えていきます。夫の浮気が発覚した場合、次のような将来を検討するのが一般的です。
- 離婚はしない
- 離婚はしないが浮気相手に慰謝料を請求する
- 離婚する
離婚しない場合であっても、夫が再び浮気をしないためにも誓約書を用意するのがおすすめです。
ただし、誓約書の内容が厳しいとその後の夫婦関係に影響を及ぼしかねないので注意が必要です。
また、浮気相手に対してであれば、夫と離婚せずとも慰謝料を請求できます。浮気相手に慰謝料を請求するには浮気相手の住所や本名を把握しておく必要があります。
浮気を理由に離婚を決断した場合、協議離婚を選択するのが一般的です。
実際に2020年に成立した離婚のうち、夫婦間で話し合う協議離婚が約9割を占めています。
しかし、協議が進まなかった場合は調停、裁判に発展します。その際は客観的に不貞行為を証明できる証拠が必要です。(※1)
(※1)厚生労働省:令和4年度「離婚に関する統計」の概況人口動態統計特殊報告
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/tokusyu/rikon22/dl/gaikyo.pdf P4
3. 夫に浮気のことを問いただし話し合いをする
離婚をするしないに関わらず、夫に浮気のことを問いただして話し合いをしましょう。
話し合いにあたっては、自分が今後どのようにしていきたいかをしっかりと伝えることが大切です。
なお、夫に浮気について問いただすのは、証拠を集め終わってからにしましょう。
証拠を集め終える前に問いただしてしまうと、夫が言い訳をしてはぐらかそうとします。そのため、夫が浮気を認めざるを得ない証拠を集めたうえで問いただすことが大切です。
浮気の証拠を押さえる方法
夫の浮気の証拠を押さえるには次のような方法を試してみましょう。
- 夫の財布やカバンの中身を確認する
- クレジットカードの利用明細を確認する
- 車内やドラレコを確認する
- 探偵に浮気調査の依頼をする
特に車内のドラレコは、夫と浮気相手がラブホテルに入退室する映像を収めている可能性があるため、有力な証拠となり得るでしょう。
夫の財布やカバンの中身を確認する
帰りが遅かった、休日出勤したなど、夫が浮気相手と会った可能性がある日に、財布やカバンの中身を確認してみましょう。
夫の財布やカバンの中から、浮気相手と行ったと考えられるラブホテルのレシートが見つかるかもしれません。
クレジットカードの利用明細を確認する
クレジットカードの利用明細を確認するのも、夫の浮気を証明するために有効です。
夫が使っているクレジットカードの利用明細が自宅に届いているのであれば、確認してみましょう。
クレジットカードの利用日時とその日の行動を照らし合わせて、怪しい明細があれば浮気の可能性があります。
ただし、クレジットカードの利用明細をWEB発行にしている場合は明細の内容を確認できません。
車内やドラレコを確認する
車内に浮気相手の忘れ物がないか、浮気相手の髪が落ちていないかなどを確認してみましょう。
また、ドラレコ(ドライブレコーダー)を搭載している車であれば映像や録音データも確認可能です。
映像や録音データが残っていれば、夫が浮気相手とラブホテルに入退室する様子を確認できるかもしれません。
ドラレコのなかにはGPS機能が備わっているタイプもあります。GPS機能が備わったドラレコであれば、夫の行動パターンも把握できるでしょう。
探偵に浮気調査の依頼をする
浮気の調査には一定の時間が必要です。また、もし夫の浮気現場を目撃できたとしても、確実な証拠を押さえられるとは限りません。
そのため、夫の浮気調査は探偵に依頼してみましょう。探偵であれば自分の時間を割かずに夫の浮気を調査可能です。
浮気の証拠集めを探偵に依頼した方が良い3つの理由
夫の浮気調査を探偵に依頼した方が良い理由は大きく次の3つです。
- 精神的負担が軽減する
- プロのスキルでバレずに調査できる
- 法的リスクを回避できる
探偵への依頼は費用が発生してしまいます。
しかし、上記のようなメリットと費用を比較すると、探偵への依頼は十分に有益といえるでしょう。
精神的負担が軽減する
自分で夫の浮気調査をする場合、精神的負担が発生してしまいます。夫の浮気を疑い始めた段階でストレスを感じ始めるでしょう。
さらに、夫と浮気相手とのメールのやり取りや浮気現場を目にしてしまうと、より精神的負担が増してしまいます。
場合によっては夫の浮気調査によって精神のバランスを崩してしまうかもしれません。精神のバランスを崩してしまっては、浮気の調査も進められないでしょう。
探偵に依頼すれば、夫と浮気相手の浮気現場を直接目にすることはないため、精神的な負担を軽減できるでしょう。
プロのスキルでバレずに調査できる
夫や浮気相手に浮気調査がバレてしまっては、それまでの努力が泡と化してしまいます。浮気調査がバレてしまうと夫や浮気相手の警戒心が高まって、証拠を押さえづらくなってしまうでしょう。
一方、探偵であれば顔を夫や浮気相手に知られていないため、バレずに調査可能です。
また、探偵は尾行や張り込み、聞き込みなどの高い技術を持っています。
高い調査スキルやノウハウを駆使することで、より夫や浮気相手にバレずに浮気を調査できるでしょう。
法的リスクを回避できる
探偵に浮気調査を依頼するメリットのひとつが法的リスクの回避です。浮気調査には次のような法的リスクが挙げられます。
調査方法 | 法的リスク | 罰則 |
---|---|---|
尾行 | ストーカー規制法 | 1年以下の懲役もしくは100万円以下の罰金(※2) |
スマホのチェック | 不正アクセス禁止法 | 3年以下の懲役もしくは100万円以下の罰金(※3) |
郵便物の開封 | 刑法(信書開封) | 1年以下の懲役もしくは20万円以下の罰金(※4) |
浮気相手の自宅敷地内に入る | 刑法(住居侵入罪) | 3年以下の懲役もしくは10万円以(※4) |
また、夫のカバンや財布の中を勝手に覗くことも民法におけるプライバシーの侵害にあてはまります。
プライバシーを侵害してしまうと、損害賠償を請求されかねません。
このような法的リスクを回避するには、探偵に浮気調査を依頼しましょう。
探偵は浮気調査に関わる法律について理解があるため、法的なリスクに配慮したうえで調査をしてくれます。
また、探偵は尾行や張り込み、聞き込みを探偵業法(探偵業の業務の適正化に関する法律)で認められています。
しかし、尾行や張り込みなどが認められている探偵は、探偵業の届出を都道府県公安委員会に提出していなければなりません。
探偵業の届出を提出していない探偵の場合、尾行や張り込みなどの調査が違法性を問われる可能性があります。
そのため、依頼を検討している探偵が探偵業の届出を提出しているか、ホームページで確認しましょう。
探偵業の届出を提出している探偵であれば、ホームページに情報を掲載しています。
(※2)警視庁:ストーカー規制法
https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/kurashi/higai/dv/kiseho.html
(※3)総務省:不正アクセス行為の禁止等に関する法律
https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/cybersecurity/kokumin/basic/basic_legal_09.html
(※4)e-Gov法令検索:刑法
夫に浮気の兆候が見える場合は探偵に調査を依頼
夫が浮気をし始めると、スマホにロックをかけて肌身離さず持ち歩く、お金使いが荒くなる、スキンシップ・性交渉が減ったなどの兆候が現れます。
夫にこのような兆候が現れた場合、浮気を疑って証拠を集めるようにしましょう。
浮気の証拠を自分で集めるとなると精神的負担や法的リスクに配慮する必要があります。
そのため、浮気調査は探偵に依頼するのがおすすめです。探偵であれば法律を遵守して適切に調査を進めてくれるでしょう。
アイヴィ・サービスはこれまでに多くの浮気調査をサポートしています。探偵業の届出も提出しているため、安心してご依頼いただけます。
また、浮気調査後には弁護士をはじめとした、専門家を紹介可能です。そのため、離婚や慰謝料の請求を検討している方にはおすすめです。
夫に浮気のサインが現れている、夫の浮気の証拠を集められないといった場合はぜひご相談ください。