彼女から急に連絡がこなくなると、「怒らせたかな?」と不安になったり、事件や事故に巻き込まれたのではと身の安全が心配になったりと、落ち着かないものです。
しかし、感情に振り回されて行動を起こすのは得策ではありません。まずは連絡がとれない理由を想定し、慎重に対処しましょう。
この記事では、彼女と連絡がとれない理由や彼女の心境、連絡がとれない期間の長さに応じた対処法について詳しく解説します。
彼女と1日以上連絡が取れない場合は何らかの理由がある
女性は基本的にコミュニケーションを大切にしたいと考え、電話やLINEなどのメッセージも重要視する性質を持っているといわれています。
CanCam.jpのアンケート結果によると、20〜30代女性の半数以上が「恋人と毎日連絡をとりたい」と考えており、3日以上連絡がなくても平気な女性は少数派でした。(※1)
彼女の性格や普段の連絡頻度にもよりますが、20〜30代の女性に関しては、理由もなく丸1〜2日以上恋人に連絡しないのは珍しいケースといえます。
今まで連絡が来なかった日がないのであれば、丸1日連絡がない時点でなにか理由がある可能性が高いでしょう。
(※1)CanCam.jp:彼氏とLINEする頻度ってどのくらいが理想?「毎日」と答えたのはなんと…!「Q.恋人と連絡を取る頻度ってどのくらいが理想ですか?」
彼女と連絡がとれないときに考えられる8つの理由
連絡が取れないからといって、焦ってしつこくしたり、怒ったりするのはNGです。
音信不通の理由がわからないまま感情的に問い詰めるのは、関係悪化につながりかねません。
適切な対処をするためにも、連絡が取れなくなった理由について冷静に考えてみましょう。
彼女と連絡が取れない場合に考えられる理由としては、次の8つがあります。
- 忙しい・疲れている
- 彼女を傷つけた・怒らせた
- 彼女が気を引こうとしている
- 距離を置きたがっている
- 連絡が億劫になっている・返しにくい
- 気持ちが冷めている
- 携帯を紛失した
- 事件・事故に巻き込まれた
それぞれの理由や背景について、以下で詳しく説明します。
1. 忙しい・疲れている
次のケースのように連絡が取れない期間が1日程度であれば、学校や仕事が忙しいだけかもしれません。
- 毎日連絡を取っていたのに丸1日連絡がこなかった
- 普段は夜寝る前に連絡があるのに、昨夜はこなかったなど
学生はサークル活動やテスト期間、仕事であれば大事なプロジェクトがあり残業続きなど、多忙なときは目の前のタスクに精一杯で、連絡する余裕もなくなります。
普段から真面目で責任感が強いタイプ、学業や部活優先、キャリア志向の彼女であれば、連絡がくるまで待ってあげましょう。
ただし、今まで忙しくても欠かさずに連絡をくれていた場合、別の理由で連絡が取れない可能性が高いでしょう。
2. 彼女を傷つけた・怒らせた
連絡が取れなくなる前に、彼女とのあいだで言い争いや揉め事があった場合、喧嘩を引きずって気まずい、もしくは怒っていて連絡する気になれない可能性があります。
このようなケースでは、無闇に連絡をせず、彼女の気持ちがおさまるのを待つのがベストです。
明らかにあなたに非がある場合は、誠意をもって謝罪の気持ちを伝えれば何かしら返事をくれるかもしれません。
直接喧嘩をしていなくても、あなたの些細な発言に傷ついたり、気にしすぎたりして連絡ができない可能性もあります。
最後に会ったときの会話や態度を思い出してみてください。
伝えたいことがあるときは、冷静になり頭を整理してから送信しましょう。
3. 彼女が気を引こうとしている
あえて連絡しないことであなたの気を引こうとしている可能性もあります。
彼女がこのような駆け引きをする理由としては、あなたの気持ちを確かめるためです。
女性のなかには、最近仕事が忙しくて会えない、愛情表現してくれなくなったなど、不安になると相手を試してしまう人がいます。
男性からすれば「こんなに長く付き合ってるんだから、好きに決まってる」「安心してるからだよ」と思うかもしれません。
しかし、長い付き合いでもしっかりと気持ちを言葉にしてほしいと思う女性は少なくありません。
「たまには彼から連絡が欲しい」と、自分からはあえて連絡せずあなたからのアクションを待っている可能性があります。
自分の愛情表現に問題はないか、彼女を不安にさせてないか、改めて振り返ってみましょう。
4. 距離を置きたがっている
喧嘩のようなわかりやすい原因がなくても、あなたとの付き合い方を見直すために距離を置きたがっている可能性も考えられます。
また、現在あなたとの関係が良好でも、別の事情による悩みで「1人になりたい」と思っているかもしれません。
就職・転職活動がうまくいかない、仕事で大きな失敗をしてしまった、人間関係のトラブルなど、さまざまな事情が考えられます。
理由はどうであれ、1人になりたいと考えている彼女に連絡を督促することは、余計な負担をかけてしまう可能性があります。
踏み込んで聞くべきかそっとしておくべきか、彼女の性格や事情によって取るべき対応も変わってくるでしょう。
いずれにせよ、悩みの種類がわかるまでは軽率な発言は控え、慎重な判断が必要です。
5. 連絡が億劫になっている・返しにくい
次のような理由から、彼氏との連絡が億劫になる・返しにくくなる場合があります。
- 彼氏からの連絡が多すぎる
- 返信しにくい内容が送られてくる
- 会話が終了したと思っている
彼氏であるあなたの方が連絡頻度が高い場合、そのペースに合わせるのがだんだん辛くなり、時間があるときにまとめて返信する方法に切り替えた可能性があります。
社会人が平日に自分のスマホを自由に使えるのは、朝・お昼休み・夜の3回程度です。そのあいだにたくさん連絡が来たり返事を催促されたりしたら、彼女にとっては負担になるでしょう。
また、最後に送られてきた内容が返信しにくい内容だと、そのまま返信しない場合もあります。彼女に関係のない仕事の愚痴や趣味の話などは、なんと返せばよいかわからず困惑してしまうでしょう。
このほか、LINEでのメッセージが続かない原因として、彼女は会話が終了したと思っているケースもあります。「既読つけたし、返信するほどの内容ではないな」と判断しているのです。
コミュニケーションの取り方は人それぞれ違います。LINEのやりとりを遡れば、なぜ連絡が来なくなったのか原因が見えてくるかもしれません。
6. 気持ちが冷めている
理由なく連絡が取れない期間が続き、既読すらもつかない場合は、彼女の気持ちが冷めてしまっている可能性があります。
- 別れ話をするのが面倒・喧嘩したくない
- 会って別れ話をすると情が湧いてしまう
- 顔を見て話したくない
以上の理由から、別れ話をせず自然消滅を狙うケースです。
いくら彼女の気持ちが冷めているのが明白でも、きちんと別れ話しないと気持ちの整理がつかないという人も多いことでしょう。
こちらから連絡する場合は、1度話し合いたいという気持ちを丁寧に伝えることが大切です。
感情的になり、追い詰めるようなメッセージを送らないよう気をつけましょう。彼女の心がますます離れてしまい、話し合いに応じてくれる可能性も低くなってしまいます。
まずは彼女に嫌われるようなことをしていないか、何かトラブルはなかったかをよく思い返してみましょう。
7. スマホ紛失や病気などの物理的な理由
紛失や破損などでスマホが使用できず、連絡手段がないケースもあります。
彼女がPCやタブレットなどを持っていない場合、スマホの代替機が手元に届くまでは連絡できない可能性があります。
スマホの紛失や破損は、誰にでも起こりうるアクシデントです。いくら気をつけていても盗難されるケースもあるため、紛失した事実を責めることはできません。
学生なら料金未払いで回線が止められてしまう、スマホの使いすぎで親に取り上げられたなどのケースもあるでしょう。
また、体調不良で寝込んでいる可能性もあります。スマホの画面を見て連絡を返すのは、意外に体力がいるものです。
返信がないことに怒ったり、浮気を疑ったりするメッセージを安易に送るのは控えましょう。
8. 事件・事故に巻き込まれた
最後に会ったときの様子やメッセージのやりとりに違和感がなく、心当たりのない場合は、彼女の身になにか起きた可能性もあります。
あまり考えたくありませんが、事件や事故に巻き込まれているケースも考えられます。
電波が届かない場所で遭難している、交通事故に遭って意識を失っている、最悪の場合誘拐されて拉致・監禁されているなど、深刻なケースも考えられます。
彼女と連絡がとれない!7つの対処法を解説
一口に「連絡がとれない」といっても、1日連絡がとれないのか、1ヶ月連絡がとれないのかで事情は大きく変わります。
音信不通の期間に応じて、以下の7つの対処法を検討しましょう。
- こちらからのアクションは控える
- 彼女のSNSをチェックする
- 1本だけ連絡を入れて待つ
- 共通の知人に連絡する
- 彼女の家族・警察に連絡する
- 彼女の生活圏で待ち伏せする
- 諦めて別れる
それぞれ詳しく説明します。
1. 連絡が来るまでこちらからのアクションは控える
目安:1〜2日程度
普段の連絡頻度にもよりますが、丸1日連絡がとれない程度であれば、さほど心配する必要はないでしょう。
仕事が立て込んでいる、友人と旅行中などが理由で、彼氏への連絡を忘れることは珍しくありません。丸1日忙しかった次の日であれば、疲労で早めに寝ている可能性もあります。
とはいえ、毎日数時間おきに必ず連絡をとっていたのであれば、丸1日音沙汰がないとなると心配で何度もメッセージや着信を入れたくなってしまうものです。
しかし、あまりしつこく連絡するのは彼女に「信用されていない」と思われてしまう可能性があります。ここは少し我慢して、向こうからの連絡を待ちましょう。
連絡が来たときは、連絡をしなかったことを責めるのではなく「昨日は忙しかった?」など軽く聞いてみるのがよいでしょう。
2. 彼女のSNSをチェックする
目安:3日程度
2日以上連絡がなくても「こちらから連絡するのはまだ早いかも」と感じる方は、彼女のSNSをチェックしてみましょう。
普段SNSを頻繁に更新するような彼女なら、連絡を返さずにSNSだけ更新している場合もあります。
もしくは、なにかに悩んでいる様子の投稿がされているかもしれません。
SNSの種類によっては、最終ログインの時間を確認できます。投稿がなくても、「最終ログイン○時間前」などの表示があれば、スマホを触っているかどうかはわかるでしょう。
「連絡を返さずにSNSだけ更新しているのは許せない」と感じる人もいるかもしれません。しかし、彼女との関係を継続させたいのであれば、あまり深く考え込まずにもう少しだけ様子を見ることをおすすめします。
3. 1本だけ連絡を入れて待つ
目安:4日〜1週間
普段、最低でも1日に1回は連絡をとりあう関係ならば、3日も音沙汰がない時点でアクションを起こしたいところです。
自分の発言や最後に会ったときの様子を思い返しつつ、1本だけ連絡を入れてみましょう。
たとえ3日であっても、既読がついているかいないかでも捉え方は変わります。
既読なしで3日以上、もしくは既読ありでも1週間近く連絡がないのは、意図的に連絡を絶っている可能性が高いでしょう。
「最近忙しそうだけど大丈夫?」「落ち着いたらご飯行こうね」など、彼女の状況を心配しつつ、連絡とりたい旨を伝えましょう。
もし過去の様子を振り返って引っかかる点があれば、この時点で「きちんと会って話がしたい」と伝えることも大切です。
4.共通の知人に連絡する
目安:2週間程度
連絡を入れてもリアクションがない場合は、共通の知人に連絡してみましょう。
知人には連絡が来ていてもあなたにだけ連絡していなければ、あなたに何らかの原因があったとわかります。
「彼女と喧嘩しちゃったんだけど、俺について何か言ってた?」のように、自然な形で聞いてみるとよいでしょう。
5. 彼女の家族・警察に連絡する
目安:1ヶ月以上
「来月は仕事が忙しくなる」など事前の説明もなく、音信不通が1ヶ月以上続いており、共通の知人に聞いても様子がわからないようであれば、何らかの事件・事故に巻き込まれた可能性も視野に入れましょう。
単に忙しいだけだとしても、「おはよう」「おやすみ」など挨拶程度の連絡ができないのも不自然です。
彼女の家族に連絡をして、安否確認がとれるかどうかを確認しましょう。家族の連絡先がわからない場合は、警察に行方不明者届を提出します。
ただし、警察は事件性がないと積極的に捜索してくれません。
6. 彼女の生活圏で待ち伏せする
目安:1ヶ月以上
警察に行方不明者届を出す前、または提出しても積極的に捜索してもらえない場合は、彼女の家や職場の周辺で待ち伏せして生存確認をする方法もあります。
しかし、この方法を実行する上で注意したいのが、彼女が意図的にあなたと距離を置いているケースです。
最悪の場合ストーカー扱いされる可能性もあるため、もし彼女の姿を見かけても声をかけずにその場を離れることをおすすめします。
あくまで彼女の安否を確認する手段の1つとして考えておきましょう。
7. 諦めて別れる
目安:1ヶ月以上
生存確認はとれたものの、彼女からの連絡が一切来ないという場合、意図的に避けられている可能性がますます高くなります。
話し合いたい旨を伝えたり、こちらの非を謝罪したりしても彼女が向き合ってくれないのであれば、諦めることが賢明でしょう。
仮に突然連絡がきて和解できても、今後も同じような不安がやってくるかもしれません。大切な時間を無駄にしないために、引き際も大切です。
彼女と連絡がとれないときのNG行動
彼女と連絡がとれない不安や心配から、感情的・衝動的になってしまう男性も少なくありません。
連絡がとれない理由にかかわらず、彼女と別れるつもりがないのであれば、慎重に行動する必要があります。
以下のような行動は、彼女と連絡がついたときに引かれたり、ガッカリされたりする原因となるため注意しましょう。
- しつこく連絡する
- ネガティブな感情をメッセージで送る
- いきなり会いに行く
それぞれ詳しく解説します。
1. しつこく連絡する
彼女と毎日でも連絡をとりたいと思っていても、次のような行動は慎みましょう。
- 何件も不在着信を入れる
- 既読がつくまでスタンプを送信し続ける
疲れているときや仕事で忙しいとき、体調が悪いときなど、意図に反して連絡ができない状況になることは誰にでもあります。
やっと落ち着いたと思ってスマホを見たとき、通知欄が彼からの連絡で埋まっていたとなれば、彼女は余計に疲れてしまうでしょう。
「信用されていないのかな?」と悲しくなったり、「束縛激しいな」と引いたりして、愛情が冷めてしまうかもしれません。
2. ネガティブな感情をメッセージで送る
連絡がとれない理由が分からない状況で早とちりしてしまい、ネガティブな感情を伝えることもNGです。
はじめは心配する気持ちがあっても、連絡をくれないことに対して、だんだんと怒りが沸いてくるかもしれません。
しかし、感情のまま吐いた暴言や、寂しい気持ちをぶつけた長文を彼女が見たら、どう思うでしょうか。
心ない暴言にショックを受けたり、ネガティブな文面に頼りなさを感じたりして、気持ちが離れる原因になります。
3. いきなり会いに行く
話し合いができないからといって、事前の連絡なしに会いに行くのは控えましょう。
あなたの発言に傷ついたり、気にさわることがあって怒っていたりした場合、会いに行くのは火に油を注ぐ行為です。
「本当に私の気持ちを考えられない人なんだな…」と思われ、関係がさらに悪化してしまうでしょう。
自宅ならまだしも、職場に行って彼女が出勤しているか確かめるのは、彼女の周囲にまで迷惑をかけてしまうので厳禁です。
最悪の場合、ストーカーとして通報されてしまう危険性もあります。
何をしても連絡がとれない場合にするべき行動は?
- 何をしても連絡がとれない
- 警察に相談しても動いてくれない
- 彼女の気持ちは尊重したいが、せめて生存確認したい
以上のように、手の打ちようがない場合は、探偵に人探し調査を依頼する手段もあります。
既読もつかずに1ヶ月以上経っているという事実だけでは、音信不通の原因が意図的なものなのか、事件や事件に巻き込まれたからなのか、こちらからは判断できません。
もし自然消滅したくて連絡を絶っているなら諦めもつきますが、安否だけでも確認したいと思うのは当然の心境でしょう。
探偵の人探し調査では、尾行や張り込みで得た情報を時系列で報告書にまとめてもらえます。
自宅に帰っているかどうか、または誰と会っているかなどが分かるため、モヤモヤした気持ちが楽になるかもしれません。
相手の状況がわかれば、むやみに相手を責めたり傷つけたりすることも防げます。
別れるつもりがなくても、今後どのように付き合っていくか話し合うためには、事実を把握することが大切です。
彼女と連絡が取れない場合は感情的にならず冷静に対処することが大切
彼女と連絡がとれない理由は、喧嘩や多忙のほかにもさまざまな事情が考えられます。
「なにか気にさわることを言ってしまったかも」「自分本位なコミュニケーションをしていたかも」など、自分自身の行動を振り返ってみましょう。
意図せず連絡がとれない状況になっている可能性もあるため、感情的になって暴言を吐いたり、しつこく連絡し続けたりするのはNGです。
どうしても連絡がとれない場合は、プロの探偵に人探しを依頼するのも検討しましょう。
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