小学校や中学校など、学校を卒業してしまったことで同級生と疎遠になってしまったという人もいるでしょう。数多くの同級生のなかでも特に会いたい同級生がいるというケースもあります。疎遠になってしまった同級生と再会したいと思った場合は、自分でどこにいるのか探してみましょう。
この記事では自分で同級生を探す方法や、同級生を探す際に押さえておきたい注意点などを紹介します。
同級生の探し方
学生時代の同級生と再会したい場合、次のような方法で探してみましょう。
- ほかの同級生に連絡する
- 探したい同級生の実家に連絡する
- 同級生の名前をネット検索する
- SNSや掲示板を利用する
- 探偵に人探し依頼をする
ここではそれぞれの探し方について解説します。
1. ほかの同級生に連絡する
再会したい同級生がどこにいるのかわからないのであれば、ほかの同級生に連絡してみましょう。
ほかの同級生のなかには、再会したい同級生の居場所を知っている可能性があります。たとえ再会した同級生の居場所や連絡先を知らなくても、他の同級生にまで確認してくれるかもしれません。
2. 探したい同級生の実家に連絡する
探したい同級生の実家の連絡先がわかるのであれば、同級生の家族に状況を確認してみましょう。例えば卒業アルバムに実家の住所が掲載されている、学生時代の連絡網に実家の電話番号が掲載されているといった場合は、実家に連絡可能です。
また、自分の家族が探したい同級生の実家の連絡先を知っていることもあるでしょう。探したい同級生の実家に連絡する際は、自分が誰であるか、なぜ会いたいかなどを丁寧に伝えることが大切です。丁寧さに欠けると不審に思われかねません。
3. 同級生の名前をネット検索する
探したい同級生の名前をインターネットで検索した場合、ひょっとすると有力な情報に辿り着けるかもしれません。
例えば探したい同級生の名前が勤務先のホームページに掲載されている、ブログを本名で運営しているといった場合は、相手の情報を取得できます。特にブログを運営しているのであれば、ブログ内に掲載されている連絡先からコンタクトが可能です。
4. SNSや掲示板を利用する
インターネットを活用した同級生探しは検索だけでなく、SNSや掲示板を利用するという方法もあります。SNSであれば本名や当時のあだ名で検索してみましょう。探したい同級生本人のアカウントが見つかる可能性があります。
また、SNSで探したい同級生についての情報を拡散すれば、ほかのSNSユーザーから情報を集められるでしょう。SNSを活用するのであれば、各SNSのユーザーの年齢層や男女別の利用率を把握しておくのがおすすめです。例えば次のとおり、女性はInstagramを利用している割合が高い傾向にあります。
そのため、探したい同級生が女性であれば、最初はInstagramで同級生を探してみましょう。また、60代であればX(Twitter)よりもFacebookの方が若干ですが利用率は高くなっています。(※1)
SNSの種類 | 10代 | 20代 | 30代 | 40代 | 50代 | 60代 | 男性 | 女性 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
X(Twitter) | 67.4% | 78.6% | 57.9% | 44.8% | 34.3% | 14.1% | 46.5% | 45.9% |
13.5% | 35.3% | 45.7% | 41.4% | 31.0% | 19.9% | 34.1% | 31.0% | |
72.3% | 78.6% | 57.1% | 50.3% | 38.7% | 13.4% | 42.3% | 54.8% |
SNSと同様にインターネットの人探し向けの掲示板に書き込むことで、探したい同級生の情報を得られる可能性があります。
(※1)総務省:令和3年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書
5. 探偵に人探し依頼をする
再会したい同級生を探してみてもなかなか見つからない場合は、人探しの専門家である探偵への依頼もおすすめです。
名前だけを頼りに同級生の居場所を特定できる可能性もあります。
同級生探しに役立つSNS・掲示板5選
自分で同級生を探すのであれば、SNSや掲示板を積極的に活用しましょう。特に次のSNSや掲示板は同級生探しに役立ちます。
- X(Twitter)
- ゲーム機のコミュニティ機能
- チャットサイト
- 再会支援の掲示板
1. Facebook
Facebookは同級生本人に連絡できる可能性があるSNSです。SNSはさまざまありますが、なかでもFacebookは本名でのアカウント作成が原則です。そのため、Facebookで同級生の本名を検索したら、本人のアカウントに辿り着けるかもしれません。
なお、人によっては身元がバレるのを防ぐために、漢字ではなくひらがなやカタカナ、ローマ字でアカウントを作成している可能性があります。そのため検索はいくつかのパターンを試してみましょう。
2. X(Twitter)
Facebookが同級生本人のアカウントに辿り着ける可能性があるのに対して、X(Twitter)は情報を拡散する能力に長けたSNSです。
X(Twitter)で#(ハッシュタグ)をつけて同級生についての投稿をすることで、フォロワーから情報が拡散され、有力な情報を得られる可能性があります。また、投稿をみた同級生本人から連絡が来る可能性もあるでしょう。
3. ゲーム機のコミュニティ機能
ゲーム機のなかにはコミュニティ機能が備わったものがあります。このようなゲーム機のコミュニティ機能を使うことも、再会したい同級生探しに役立つでしょう。
ゲームのなかには何十年にもわたって作品が発表されているシリーズがあります。再会したい同級生が学生時代にそのようなタイトルで遊んでいた場合、コミュニティに参加しているかもしれません。
4. チャットサイト
チャットサイトのなかでも年齢や地域別にカテゴリーが分かれているサイトがあります。
このようなサイトであれば、自分の年齢、当時住んでいた地域にあったカテゴリーを選択することで、再会したい同級生の情報を得られる可能性があります。
5. 再会支援の掲示板
再会したい同級生を掲示板で探すのであれば、再会支援の掲示板を活用しましょう。再会支援の掲示板には、全国のさまざまな学校のスレッドがあります。
そのなかから自分の出身校のスレッドを選択して、再会したい同級生の情報をヒアリングしてみましょう。もし探している同級生と直接つながれなくても、別の同級生とつながれるかもしれません。別の同級生とつながった場合、探している同級生の居場所を聞いてみましょう。
自分で同級生探しをする際の注意点
同級生探しは自分でできますが、実行にあたっては次のような注意点を把握しておく必要があります。
- 個人情報の取り扱いに注意する
- 相手が探して欲しくない場合もある
- 相手の現在の状況によってはトラブルに巻き込まれる可能性もある
1. 個人情報の取り扱いに注意する
自分で同級生探しをする際はインターネットやSNSを活用するでしょう。
その際は個人情報の取り扱いに十分な注意が必要です。
同級生の写真や具体的な個人情報をSNS、掲示板に投稿してしまうとプライバシーの侵害にあたる可能性があります。
プライバシーの侵害に刑事罰はありません。しかし、損害賠償を請求されてしまうかもしれません。
そのため、インターネットやSNSに同級生の情報を掲載する際は細心の注意を払いましょう。
2. 相手が探して欲しくない場合もある
自分が同級生に再会したいと思っていても、相手が同じ気持ちとは限りません。なかには探して欲しくないと思っている同級生もいるでしょう。
このような気持ちを抱いている同級生の連絡先がわかったとしても、相手が返事をしてくれる可能性は低いと考えられます。
また、居場所が判明した後に執拗につきまとう、連絡するといった行動はストーカー規制法に抵触する恐れがあるので避けましょう。もしストーカー行為とみなされてしまった場合は1年以下の懲役もしくは100万円以下の罰金を科せられてしまいます。(※2)
3. 相手の現在の状況によってはトラブルに巻き込まれる可能性もある
同級生と会わなくなってから、状況は変わっています。
そのため、探したい同級生の状況によってはトラブルに巻き込まれる可能性があります。
軽い気持ちで同級生を探しはじめたのに、結果として大きなトラブルに巻き込まれてしまうかもしれません。
同級生探しを探偵に依頼するメリット・デメリット
自分で同級生を探そうとすると、プライバシー侵害や思わぬトラブルにつながりかねません。
そのため、人探しのプロである探偵に同級生探しを依頼するのも1つの方法でしょう。
探偵に同級生探しを依頼する際は、以下のようなメリット・デメリットがあることを把握しておきましょう。
メリット | 個人で探すよりも同級生が見つかる可能性が高い発見までの時間を短くできる周囲に知られずに探せる |
---|---|
デメリット | 調査費用がかかる |
メリット:個人で探すよりも同級生が見つかる可能性が高い
個人で同級生を探すよりも、探偵に調査を依頼した方が見つかる可能性が高いでしょう。
探偵は人探しについて、さまざまなノウハウを持っています。なかには独自調査ルートを持っている探偵もいます。
そのため、個人で探すよりも同級生を見つけだす可能性が高くなります。
メリット:発見までの時間を短くできる
個人で同級生を探す場合、1人で探すのが一般的です。一方、探偵は複数の調査員で同時に調査を進めていきます。
そのため、個人で同級生を探すよりもスピーディに特定につながります。
メリット:周囲に知られずに探せる
個人で同級生を探すとなると、どうしてもさまざまな人から情報を集める必要があります。
そのため、周囲に同級生を探していることが知られかねません。
一方、探偵は依頼者の名前を出して調査をしないため、周囲に知られずに同級生を探せるでしょう。
デメリット:調査費用がかかる
探偵は個人よりも高い発見率かつスピーディに同級生を発見してくれるでしょう。
しかし、調査費用がかかってしまうというデメリットがあります。
一般的に調査期間が延びるにつれて調査費用も高くなります。
そのため、調査費用を少しでも抑えるのであれば、豊富な情報を探偵に共有して、調査期間を短くしましょう。
探偵に同級生探しを依頼する際に必要な情報
探偵に同級生の居場所を調査してもらう際は、どのような情報を伝えるかで調査期間、調査費用が異なる可能性があります。
探偵には次のような同級生の情報を伝えましょう。
基本情報 | 氏名(フリガナ含む)卒業名簿に記載されている住所・生まれた年度または生年月日 家族構成(分かる範囲で)写真(あれば) |
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詳細な情報 | 身体的な特徴・当時のあだ名・把握している範囲での進学先や就職先・趣味や特技・交友関係 最後に会ったり見かけた場所 |
氏名、住所などの基本的な情報に加えて、あだ名や交友関係といった詳細な情報を伝えることで、調査期間や調査費用を抑えられる可能性があります。
同級生を探すなら探偵への協力も検討してみよう
再会したい同級生がいるのであれば、他の同級生を頼る、インターネットやSNSを活用するなどで探し出すことができるかもしれません。
しかし、個人で同級生を探す場合、相手の個人情報の取り扱いに注意が必要なうえに、確実に探し出せるわけではありません。
同級生の状況によっては思わぬトラブルに巻き込まれてしまう可能性もあります。
同級生を探すのであれば探偵への協力も検討してみましょう。探偵であれば相手に知られることなく調査ができるうえに、個人よりも探し出せる確率が高くなります。
探偵に調査を依頼する際は費用に注意が必要です。調査期間が長くなると費用がかさむ傾向にあるため、同級生にまつわる情報は可能な限り伝えましょう。
同級生を探す際はアイヴィ・サービスにご相談ください。
アイヴィ・サービスは調査開始前に専門のライフアドバイザーによる入念なヒアリングを実施しています。
ヒアリングをもとに調査にどれくらいの費用がかかるか、どれくらいの期間を要するかなどをお伝えします。そのため、安心してご依頼いただけます。
会いたい同級生がいるけど、どのように探せばいいのかわからないという方はぜひご相談ください。